『つよきす3学期』対談 鉄乙女編

  • 2018.05.05 Saturday
  • 19:20

 

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『つよきす 三学期』対談 各キャラ点数表は、こちらをご覧ください


※残響さんは『1学期』と『3学期』をプレイしてます。『2学期』は未プレイです。(fee)

 

 

 

☆導入


残響「今、エロゲへのモチベーションが凄く上がってるんです。これは、『つよきす3学期』のプレイが大きかったかなと。『1学期』よりも、『3学期』なんですね」

 

fee「それはとても良かったです」

 

残響「『3学期』は、あくまでこれはぼくの感じ取り方なんですが、ある意味【よくできたファンディスク】だと思うんですよ。これが匠の技というかなんというか……ふっつうに、出来が良いですよね、これ」

 

fee「出来いいですね。『2学期』は出来が悪いけど」

 

残響「ははは……」

fee「『1学期』が好きな人しか、『3学期』をやらないと思うんです。『3学期』は『3学期』で面白いと思うんですけど、『1学期』と多少持ち味が違うじゃないですか」

 

残響「もちろん、もちろん」

 

fee「『1学期』原理主義みたいな人もいると思います。まぁ原理主義というと痛い人みたいになっちゃうけど……なんていえばいいのかな、『1学期』が大好きすぎて、『3学期』は『つよきすは、コレジャナイ!』って思っちゃう人。『1学期』はあれだけ人気のあった作品ですので、そういう方は出てくると思うんです」

 

残響「確かにそれはありますね。ただ、この『3学期』以上の出来・規模の【1学期ファンディスク】って、なかなか作ることができないと思うんですよ」

 

fee「まぁ、タカヒロが書かないと許さない!って人はいるかも……。後、特色はちょっと違うから、その意味でも『1学期』の方が好きな人はいると思います」

 

残響「『3学期』は良くも悪くも丁寧ですよね」

 

fee「丁寧ですね。まず、キャラクターがだいぶ大人になりました」

 

残響「そう、丸くなりました

 

fee「明らかにねw 丸くなったから嬉しい人と、丸くなったから嫌な人に分かれるかなと思います」

 

残響「『1学期』のアレは、ある種のアクなんでしょうね」

 

fee「僕は丸くなって嬉しくなった人なんですけど」

 

残響「同意ですね。ぼくも嬉しくなった人です」

 

fee「あっ、そうですか。多分、『1学期』が大好きな人の多くは、むしろこのアクの強さが好きだった人なんじゃないかなっていう気が……」

 

残響「……(考え込みによる、しばしの沈黙)……この問題は難しいですね。それこそ、そのアク好みは、言葉は悪いけどある種のタカヒロ原理主義になっちゃってる気も……、まあ、そこは語っていきましょうか」

 

fee「エリールートなんですけど、『姫が丸くなった。アンチの人数が減って、人気が増えたんだけど、熱烈に姫を追い回す姫信者みたいな人も同時に減った』という文章がありまして。これはそのまま『つよきす3学期』の事を言っているんじゃないかなと思いました」

 

残響「はいはいはい。なるほど。言いえて妙です」

 

fee「よくできたゲームですよ、『3学期』は」

 

残響「このスタッフは、『1学期』をきちんと理解して、そこに上乗せして、自分たちなりの面白いものを作ろう! という気概を感じます」

 

fee「わかった上で、ちょっと変えてるよね」

 

残響「そうそう」

 

fee「『2学期』は、そのままタカヒロをやろうとしたんですよ。タカヒロよりも下手な人が」

 

残響「だははははw」

 

fee「だから、『2学期』のキャラは丸くないんです。『1学期』同様尖ってます。あと、何かしら笑わせたい時は、適当にフカヒレを殴っておけばいいだろw みたいな姿勢が見えます。雑なんですよ」

 

残響「限りなく雑ですね……」

 

fee「『2学期』は、世間で言われているほどのクソゲーではないと思います。ただし、やる必要は全くないです。なぜなら『1学期』をそのまま悪くした感じだからです」

 

残響「『2学期』はやらなくていいよとfeeさんに言われましたw」

 

fee「まぁ、やってもいいですけどw 700円のラーメン二郎(1学期)があって、隣に750円でイマイチ美味しくない二郎インスパイア店(2学期)が新しくできたら、そりゃインスパイア店(2学期)は酷評されるよね、ってところなんですけど。味付けの方向性も全く一緒だし。隣の店(1学期)と比較せずに、全国のラーメン屋(エロゲ)と比較すれば、『特に美味くもないけど、他に食べるものがないなら食べてもいいレベルだよ』とは言えます。ま、それなら『1学期』を2回やった方がいいですけどね」

 

残響「食べる(プレイする)理由がまるでないですなw」

 

fee「まぁねww 一応Hシーンがあるし、絵が変わったので画集的にはいいかもですが。一点、エリーだけは『1学期』とキャラ性がちょっと変わっていて、『1学期』よりもマイルドになった姫が見られます。ただ、それも『3学期』をやればいい話かなってw」

 

残響「ぼくは『2学期』をやっていないので、『3学期』をプレイし始めた最初の頃、新キャラの瀬麗武(せれぶ)って娘がよくわかりませんでした」

 

fee「もうちょっとちゃんと説明してほしいよね」

 

残響「当たり前のようにレギュラーメンバーに混ざっちゃってるから、『あれ?』って感じで」

 

fee「瀬麗武っていつ生徒会に入ったんだっけ? 『2学期』で入ったからって理由で、説明ナシでしたっけ?」

 

残響「そうですね。『3学期』をプレイした人は『2学期』もプレイしてるでしょ? みたいな前提で作られている気がします *1」
 

fee「*2 『2学期』をプレイして痛い目を見た人は、もう『3学期』には手を出さないと思うけどなー。瀬麗武以外にも数キャラ増えましたね」

 

残響「先生がね」

 

fee「先生が2人と、館長の双子みたいなのと、あと権田瓦さんが新キャラです。体育の鉢巻先生は、『1学期』の時から登場していまして、今回イラストがつきました。あかり先生も以前からいましたっけ?」

 

残響「いや、いなかったと思うんですけど」

 

fee「『3学期』の方が『1学期』よりも、プレイ時間が長いですね」

 

残響「長いです。共通ルートの長さ、個別ルートの長さ、さかき傘の説明テキストの長さ。全部長い」

 

fee「そんなに説明テキストが長いですか?」

 

残響「タカヒロに比べればしっかり説明する傾向にあります。特にギャグの説明を」

 

fee「そうですか。そこらへんはあまり気にならなかったなぁ」

 

残響「テキスト一文の長さというよりは、説明文章の多さです。タカヒロだったら二文ぐらいで説明するところを、さかき傘は四文ぐらいで説明する感じがあるんです。懇切丁寧な説明文」

 

fee「それだけ聞くとテンポが悪くなったように感じますけど、そうでもないですよね?」

 

残響「そうじゃないんです。さかき傘は、タカヒロ的テンポをそのままに、尺を伸ばした感じです。タカヒロの早回しのスタイル・面白さをそのままに、丁寧に描いている。その分だけ、タカヒロのぶっきらぼうさが減って、丸くなっている感じがあります」

 

fee「『3学期』は、『1学期』よりもシナリオ重視な気がするんです」

 

残響「……なるほど」

 

fee「『1学期』は好きなキャラクターを、ワイワイ自由にやらせている感じ。たまにシナリオ無視して暴走したり」

 

残響「シチュエーションコメディというか、出たとこ任せというか」

 

fee「そうそうそうそう。それがいいところでもありますが。『3学期』は、キャラクターごとに描きたいテーマを、事前にプロットでちゃんと決めて、そのプロット通りに進めている感じがあります」

 

残響「テーマ性がプレイヤーに合えば歓迎されるでしょうし、合わなければ長さも相まって、焦れるところはあるかもしれません」

 

fee「これで割を食っているのがHシーンで。Hシーンは各キャラ本編に1回しかないんですよ。アフターシナリオを入れて2回」

 

残響「ですよねぇ。これは『1学期』に比べて大幅に劣るところです」

 

fee「ただ、1回の尺自体は『1学期』より長いです。『3学期』が抜けるゲームか?と聞かれたら微妙ですが、『1学期』のシーン1回分よりは明らかに抜きやすいとは思います」

 

残響「Hテキストもしっかり描いていますし、シチュエーションもしっかりとっています。ただ、本編1回なんですよね……」

 

fee「そう。まぁ、テキストで『今日もHしました』みたいなのはありますけど……」

 

残響「シーンとして書かれているのが1回、という意味です。はい」

 

fee「その辺、僕はほとんど気にしない人ではありますが。『つよきす』を抜き目的でプレイする人はそんなにはいないと思う……」

 

残響「そんなにはいないと思います。が、回数のボリュームは確実に下がりました。それと、まぁファンディスクなんですよね。ファンディスクというか、これまでのキャラを基にしているというか」

 

fee「シェアワールドというか。違う作者が続編を書いた、みたいなものなので。……ここまで質量揃った良い作品を作ったら、ファンディスク扱いというのはちょっと……。【違う作者が作った続編】と言いたいところはあります。ファンディスクって言うと、なんか添え物みたいな」

 

残響「ぼくから見たら、作る際の方法論がファンディスクっぽかったかなと」

 

fee「エロゲだと、こういう原作リスペクトの続編ってあまりないですよね。映画ならいくらでもあるんですが……」

 

残響「『ダ・カーポ』シリーズくらいですかね」

 

fee「そうですね。『3』は未プレイですが、『ダ・カーポ1』と『ダ・カーポ2』の関係性は確かにそうです」

 

残響「タカヒロさんがいなくなった後のきゃんでぃそふとが『つよきす』をやるということで、制作の動機は金稼ぎ、商業主義全開には見えますよね。ただ、できあがった作品は、そういう嫌らしさはなく、丁寧に作られた【良品】があがってきたな、と」

 

fee「ちなみに、『1学期をやらずに3学期をやろう』という奇特な方がいるとしたら、イケると思いますか?」

 

残響「『1学期』の体験版くらいはやっておいて損はないかな」

 

fee「『1学期』をやらないと、プレイしても良さが解らないゲームではないですよね?」

 

残響「一番最初の人間関係が唐突かなとは思いますけどね」

 

fee「あぁ、生徒会のメンバーが誰なのか、とか、そういうところですか」

 

残響「でも強いていえばそれくらいかな。これはこれで単品として楽しめると思います」

 

fee「いないかもしれないけど、この対談記事を読んで『1学期は興味ないけど、3学期はやってみたい』という奇特な方がいたら?という……」

 

残響「あぁ、それはアリですね。『3学期』からやっても大丈夫だと思います。やめとけーとは思いません」

 

*1……ゲームメーカ/ブランド「きゃんでぃそふと」の気持ち的には当然の前提なんですけどね……。


*2 とか言いつつ私は手を出しましたが……。

 

 

☆1


未読の方へのストーリー紹介は☆2にあります

 


fee「なるほど。エロの差が開いた以外は……」

 

残響「あまり差が出なかった感じですね」

 

fee「シナリオ良かったですよね」

 

残響「シナリオは非常に良かったですね。『1学期』の対談では、この乙女さんシンパたるぼくが、乙女さんシナリオをボロクソに叩きましたが……」

 

fee「『1学期』のシナリオは良くなかったですし。特に乙女さんは」

 

残響「今回のこのシナリオこそが、ぼくが乙女さんシナリオに求めていたシナリオなんだ!と」

 

fee「【これが読みたかった】?」

 

残響「これが読みたかった! これが読みたかった。大事な事なので2回言いました。エロ以外はとても良かった」

 

fee「エロは……中出しされるとイクという、よくわからない乙女さんの性癖が新たに加わりました。SなんだかMなんだかわからないけどとりあえず面白い、と思ったので割と点数は高いです」

 

残響「いろいろ小技を使っていますね」

 

fee「あと、またもや乙女さんは騎乗位! わかってますね!

 

残響「ははははwww」

 

fee「ここは外せないところなんで。あと、後ろからされるのも外せないところみたいですね」

 

残響「初体験した後、何回かHをしたという描写があるんですけど、だからこそ何シーンも書いてくださいよ!とは思いました」

 

fee「もっとHシーン数を増やしてほしかった?」

 

残響「もっと姉弟のだらけたセックスをしなさいよ!」

 

fee「はははははwww あんまり同意はできないけど、わかりましたww」

 

残響「シーン数の少なさを考慮しての、2点です。シナリオと合ってないじゃないか、というか」

 

fee「ほぉぉ、そうですか」

 

残響「2人がだらけた感じになるので、もうちょっとシーンでもって尺をとってほしかった。まぁ、単にぼくがだらけたセックスが好きなだけかもしれないんですけど」

 

fee「このルートは無駄なイチャラブシーンがないんですよ」

 

残響「確かにそれはそうですね」

 

fee「僕はそこが高評価なんですけど」

 

残響「なるほど」

 

fee「でも……たとえば『1学期』にあった、みんなでカラオケで遊びに行くとか、海でバーベキューとか、そういうイベントがちょっと少ない気はします」

 

残響「なるほどね」

 

fee「あるいは、そういうイベントがあってもCGが用意されていない」

 

残響「wwww」

 

fee「僕はHシーンが少ないのはしょうがない、特に乙女さんルートの構成を考えたらしょうがないなと思ったんですよ。このシナリオは、卒業式でキスをしたところでエンディングにしてもいいぐらい」

 

残響「確かにそうですね」

 

fee「その後は、ストーリー的にはヤボなんですよ。となるとHシーンを入れる場所がない。エロシーンを入れるとすれば、【告白→即H】くらい。これを嫌うエロゲーマーもいますけど、ここは【告白→即H】で終わりでも良かったと思います。これ以上Hシーンを入れると、卒業式での告白という熱い余韻がなくなってしまいます

 

残響「念のため聞きたいんですけど、レオの家の前で乙女さんと別れるシーンはどうでしたか? ラストシーンなんですけど」

 

fee「えーーっと?? あぁ、ここか」

 

 

残響「卒業式のところで完!でもいいし、それで綺麗だとは思うんです。ただ、自分としては家の前で別れて。別れたと思ったけど、姉と弟として戻ってきてギャーギャーやってるシーンも、姉属性としては非常に良かったなぁと」

 

fee「なるほど。まぁ僕も嫌いではないけど、どこでしたっけ? と聞き返すくらいには印象が弱いです。
で、ここの直前のシーンなんですけど、僕の読み違いじゃないとすれば大事なシーンがありまして。レオが自発的に、乙女さんの後を継いで校門の立ち番になったのかな?という。深読みしすぎかもしれませんが」

 

残響「いや、自発的になったレオという解釈で、あっていると思いますよ」



☆2
 

fee「乙女さんが来てから、レオの自主性が失われたというのが、『3学期』乙女シナリオの重要なポイントだと思っています」

 

残響「そこは重要なポイントにしつつも、最終的には『乙女さん、あなたが声をかけてくれるから。側にいてくれるから。励ましてくれるから。だからオレは起ちあがれるんだ!』という流れで、格闘大会で勝利したわけじゃないですか」

 

fee「そうなんですよね」

 

残響「だから、何が何でもレオの自主性がなきゃいけない!というわけでもないんですけど。でもレオの自主性もほしいというのもあって」

 

fee「僕ねぇ。あれで勝っちゃったのはちょっと不満なんですよ」

 

残響「不満ですか」

 

fee「乙女さんの歓声を受けて勝っちゃうのはいいけど、その後なんのフォローもないから。それだと結局、乙女さんがいないと何もできないレオのままじゃないですか。それでもいいのかもしれないけど、それだけじゃないところも見せてほしいなぁというのはあります」

 

残響「自分が骨の髄まで【ダダ甘・弟を甘やかし系】の姉属性なので、気にならなかったのかな。お姉ちゃんに甘ったれでこその弟といいますか」

 

fee「最後の校門警備のシーンで、そこをフォローできたなら、良かったかなと思いました。それにしちゃ地味ですけど。
さかき傘さんの特徴なんですが、書きたいテーマをめっちゃくちゃ強調する癖がありまして。ちょっと作為的すぎるだろ、と思える事もあるんです。あの、レオが『乙女さんがそんなに言うなら、やりますよ』っていう台詞が……」

 

残響「何回もありましたね」

 

fee「9回ぐらいあるんですよ」

 

残響「9回もありましたかw」

 

fee「ちなみに、よっぴールートでも、テーマに直結する『よっぴーはいい人』という台詞が、これまた10回ぐらいあります」

 

残響「ふふふww」

 

fee「作品テーマとして、それを伝えたい気持ちはわかったけど、普通に考えればそんなに言うのは不自然ですよね。親切と言えば親切。悪く言えば、鳥頭の読者(失礼!)にも解るように、しつこいぐらいに書きました、っていう。これぐらい丁寧にやってくれると、読み間違える事はないと思いますけど。
そのさかき傘の傾向を考えると、最後の【乙女さんの後をレオが自主的に継いだ】という部分が強調されていないということは、自主的にやったわけでもないのかな、と」

 

残響「なるほど」

 

fee「ちょっと順番が前後してますが、ストーリー全体の紹介をします」

 

残響「そうですね、お願いします(相変わらずあらすじ纏めがとことん苦手なザンキョさん)」

 

fee「このシナリオは、拳法部の大会がメインイベントです。簡単に言うと、卑怯な他校拳法部が、竜鳴館の拳法部に闇討ちをするんです。レオが負傷した拳法部員の代わりに、大会に参加する事になります。
その鍛錬の最中に、【自主性が無いレオ】に乙女さんが激怒するシーンがあります。僕はこここそが大事だと思いました。拳法部大会当日にレオが頑張って勝つ、この拳法部大会がクライマックスですね。
物語テーマ的には【乙女さんのやり方では、自主性のある子は育たない】ということで」

 

残響「ふっふっふっふっw また乙女さんの否定だw」  

 

fee「レオも、しっかり自主性のない人間になってしまった、と。そういう事に乙女さんが気が付く。レオにも自主性を持ってもらいたい、と乙女さんが願うようになる。これは『1学期』の乙女さんにはほとんどなかった描写ですからね。エンディングで、レオが自主性を持って校門警備を自分から言い出した、という事に僕はしたかったんだけど……でもそんなに強調されていない。
だけどそこを強調しないと、『お姉ちゃんがずっと一緒にいるから、お姉ちゃんに依存して自主性がなくてもいいんだぜー』って話……になっちゃうけど、それでいいんですか?」

 

残響「うーん」

 

fee「それでも、恋愛モノとして悪くはないが……」

 

残響「悪くはないが?」

 

fee「*3 悪くはないが、僕が読みたいものではないw」

 

残響「ww ぼくから見たレオと乙女さんの関係って、エロスがないんですよね。男だ女だというよりも、姉弟というのが先に来る。そこは揺るがないのかなぁ、と思うんです。そこを揺るがせようとしたからこそ、『1学期』の乙女さんシナリオはボロクソに言っているんですが」

 

fee「うん」

 

残響「この2人の関係は、爽やかな感じがよく似合うというか」

 

fee「『3学期』の乙女ルートは爽やかですね」

 

残響「姉弟萌えと考えればいいんですけど、男女としてはどこかで疑問があるんです」

 

fee「卒業式のシーンなんかは、男女の恋愛モノとして見ても出来が良かったんじゃないですか?」

 

残響「もちろん。だからこれは、ぼくの姉萌えとしてのひいき目なんですね」

 

fee「乙女さんはどう見ても姉ですけど、卒業式のシーンで、キスされて涙するというのは、なかなか『やるやんか』と。青春の一ページですよ」

 

残響「『やるやんか』w なるほどね。これは漢泣きではないですからね」

 

fee「だからここで終わっとけよ!って思っちゃうんですけどw」

 

残響「たしかに、ここで終わっておけば綺麗ではありましたね」

 

 

*3 ここについては☆4の部分で細かく話しています(fee)

 

 

☆3

 

fee「ちなみに、残響さんは卑怯な拳法部はストレス的に大丈夫でした?」

 

残響「ぜーんぜん大丈夫でした」

 

fee「あ、全然大丈夫なんだ。僕はこういうタイプの話を読むと、かなり悪役にムカついちゃうんですよ」

 

残響「大丈夫です、はいw」

 

fee「僕は、こういう卑怯な拳法部とかが出てくると『クッソがぁぁぁぁ!!!』と激怒しちゃうw 出来が悪いとは思わないんですが、体調が悪い時にはやりたくないタイプの話です」

 

残響「ストレートな暴力は割と平気なんです。恥ずかしいとか、いたたまれない、というのが苦手で(いわゆる「共感性羞恥」?)。馬鹿にされる、コケにされるのが。ちなみに、ぼくは拳法部よりもスバルの父親がダメでした」

 

fee「うん……」

 

残響「あれを見ていると、うわあやめてくれぇみたいな」

 

fee「スバルの父親って、活躍してたっけ……?」

 

残響「本編では活躍はしてないですよ、全然」

 

fee「あれ、そんなに暴れてないですよね? あの程度でダメなんです?」

 

残響「ダメなんですわ」

 

fee「子供虐待的な意味で?」

 

残響「存在が穢れている。こういう人間はいちゃダメだろ的な」

 

fee「いやいやいやいやw」

 

残響「こういうふうな人間をぼくの前に見せてくれるな、と」

 

fee「うーん。僕は拳法部の方が嫌だけどなぁw」

 

残響「人間に対する信頼感を、損ねさせてくれるな、という気持ちがあるんですね。人間はもっと綺麗な生き物であってほしい」

 

fee「そこ自体はわかるんですけど。僕はスバルの父親は、陸上で活躍した後に、奥さんが亡くなっちゃったか逃げ出しちゃったかして、すっかり酒浸りになってしまった、かわいそうな人というイメージです」

 

残響「なるほど」

 

fee「褒められた人間では全くないけど、邪悪な人間というよりは、弱い人間だなぁと思ってしまいます。陸上の後のセカンドキャリアとかも考えていなくて、生きる目標を失ってしまった悲しい人なんじゃないかなって。だから、何かのきっかけで立ち直ってほしいですね。最終的にスバルは親父の後を継いで陸上に行くわけだし、割と屈折した感じではあっても、親子の愛はあるのかなという気はしました。
拳法部は、単純に、無意味に、卑怯で気持ち悪いじゃないですか。屈折みたいなものを感じない、ただただ無意味に卑劣な奴らだなって思っちゃう。こういうのはキツいです」

 

残響「乙女さんへの憧れみたいなものは最後で多少は描写されてはいましたけど、読者に迫ってくる程ではなく、うーんって感じではありましたね」

 

fee「そんなわけで、イライラと。さかき傘は、『つよきすnext』で、もっとイラっとくる悪役を出すんですよ」

 

残響「げっ……(嫌悪感)」

 

fee「スバルパパ系統ではなく、拳法部系統の。僕、それは嫌でした。こういう、ムカつく悪役を出してぶっ倒すというのは、割とよくある王道ではあります。ぶっ倒し方も含めて、今回の乙女ルートは割とバランスが取れていたんじゃないかなぁと思います」

 

残響「うん、確かに」

 

fee「ぶっ飛ばし方が足りないと、苛々して終わるんですよ。良いか悪いかはわからないんですが、レオも結構卑怯な手を使って反撃したのが、僕的には良かったです」

 

残響「ははは、なるほどw かつてのケンカに明け暮れていたレオがw」

 

fee「正々堂々と倒すと、『レオ格好いい!』みたいにはなりますが、理不尽にこちらだけハンディを負わされたような気がして、僕は読んでいて良い気持ちがしないんです。正々堂々と倒した上で、『許してやるよ!』『改心しました!』だと、物語としては美しいんですが。『あれだけ酷い事されてたのに、お前それで許しちゃうの?』、『お前はいいかもしれないけど、俺は嫌なんだけど』ってなっちゃう。
今回は卑怯な敵に対して、レオも卑怯な手で反撃したんで、ボコボコに敵を倒してスッとしました。心が狭くてすみません……」

 

残響「ふふふw カタルシスかたるしす」

 

fee「ちなみに、レオが格闘大会で卑怯な手を使うのは、残響さん的にはOKでした?」

 

残響「全然問題ないです。何が問題ないのかわからないくらい。だって先に卑怯な手を使ったのは相手だし *4」

 

fee「相手と同じレベルに落ちるのを嫌う人はいるかもしれないなーと。悪役は悪役だからいいけど、主人公は高潔でいてほしい、みたいな読者もいるかもと思って。
この辺の、被害と復讐のバランス問題というのは、エロゲに限らず、*5 いろんなところで問題になっています。いやらしい悪役を描くためには、ある程度いやらしい行為を悪役にさせなきゃいけない。読んでいて当然、ムカつきますよね。
で、相手をぶっ倒す。その際、怒りのあまり相手の爪を剥ぎ始めて、目ん玉をくりぬいたりし始めちゃったら、『主人公の方がこえぇよwwww』ってなって、ドン引きじゃないですか。主人公の方がヤバい奴になっちゃマズいんです。かといって、主人公があまりにもいい奴で『いいよ、許してやるよ!』だと、僕みたいな心の狭い読者は、腹の虫が収まらないんですよw」

 

残響「ふーむ」

 

fee「『つよきすnext』は、相手の【悪事】に対して、【報復】の部分がなまぬるすぎました。ずーっと悪役に対して苛々して読んでいたのに、そんなんで許しちゃっていいの?っていう。胸糞の悪さが残ってしまったんです。
大事なのは、相手の胸糞悪さとのバランスなんです。今回の乙女さんルートはそのバランスが良かったと思います」

 

*4……これが、このあとの『3学期』素奈緒ルートで、また違った論点になってきますので、お楽しみに!


*5 たとえば、少し前に『半沢直樹』というドラマが流行りましたね。僕は5話までしか見ていませんが、あれも【視聴者】が求める【被害】と【復讐】のバランスをうまく保ったからこそ、ヒットしたんじゃないかなぁと思っています。

 

☆4

 

fee「さかき傘さんは『気持ちを伝えるシーン』での盛り上げ方が巧いです。乙女さんの説教とか」

 

残響「ふんふん」

 

fee「拳法部大会前日の、乙女さんの説教は、結構心に響きました。以下キャプチャをポンポンと貼っていきます。

 

 

 

 

『私の接し方が間違っていたんだ』。この台詞は、『1学期』の乙女さんなら絶対言わない台詞でしたし、僕が『1学期』の乙女さんに一番言いたかった事でもありました。

 

 

 

 

『他の誰にも頼れない。自分だけで。自分自身の根性だけで! 自分で前に進めなければ、もう起き上がることなんてできない! 根性無しはいつまで経っても根性無しのままだ!』からの、

 

 

 

『お前は根性無しなんかじゃない! 私の弟だ! 誰よりも大切な私の弟だ!』。そして最後の『根性無しなんかじゃない』。

レオを想う乙女さんの気持ち、心配、悲しみが伝わってくる名シーンだったと思います。

よくぞ書いてくれたなぁと。この乙女さんの説教シーンは本当に良い。

 

 

 

 

 

それだけに、その後、『やっぱりレオが自立心がないままでOK』、

『お姉ちゃんがずっと一緒にいるから、お姉ちゃんに依存して自主性がなくてもいいんだぜー』とはちょっと言いたくないんです」

 

 

☆5

 

fee「タカヒロは、こんなにシーンを盛り上げる事はしないですよね。少なくとも『1学期』は」

 

残響「ベタな盛り上げ方はしませんね。アクションシーンで盛り上げるところも特になかったというか。そこは確実にさかき傘さんの方が上だと思います」

 

fee「あと、乙女さんがかわいくなった。だって『1学期』の乙女さん、かなりつらかったもん。『3学期』の乙女さんはたまーにウザいけど、基本は問題ないです。乙女さんだけじゃなく、ヒロイン全員が丸くなりました。多少の問題点を言うなら、拳法部のイベントの前に幾つかイベントがあるんですが」

 

残響「ひとつは、二人三脚がありましたね」

 

fee「二人三脚のシーンは、結構青春的なイベントのはずなんですが、あまり盛り上がらなかった気がします。そうでもなかったですか?」

 

残響「より印象に残ったのは拳法部の方でしたよね。一番最初にファンディスクと言いましたけど、魅力的な『つよきす』キャラの更なる活躍を見せてくれればいいかな、と。並列的にどん、どん、どんとイベントを出していく。それが長さにもつながっているんですけど。だから、盛り上がらなくてもシチュエーションの幅が広がるわけなので、それはそれでいいかなというのがあります」

 

fee「『1学期』ではカニと二人三脚をしていましたよね」

 

残響「あーーっ、そうか!」

 

fee「相手も村田&西崎なんで、*6 『1学期』のオマージュで繋げてきたと思ったんですよ。
でも、カニルートのあの熱い二人三脚に比べると、『3学期』の乙女さんとの二人三脚は『こんなんあったっけ?』程度のイベントで。あと、二人三脚の前にもエピソードが1つあったんですけど、覚えていますか?」

 

残響「あったんですけど、覚えてないw」

 

fee「あかり先生の毒物による」

 

残響「あっ思い出した思い出した」

 

fee「乙女さんとキスしないと解毒できない事件」

 

残響「ここでキスというワードが出てきますが、どうなんですか?」

 

fee「さかき傘だけじゃないんですけど、さかき傘はこの手の小細工が好きですね」

 

残響「小細工wwまぁ確かに小細工ですね……」

 

fee「これは入れる必要があったのかな?って思っちゃうんですけど」

 

残響「確かに」

 

fee「ネタとしては、つまらなくはなかったです。だからあってもいいんですけど、このイベントがなかったら乙女さん相手にドキドキしなかったのかな?って思っちゃうんですよ。もっとちゃんと手順を踏んで、恋愛感情を高める事をせずに、こういうお手軽なファンタジーアイテムを使ってしまっていいのかな?というのが」

 

残響「はいはいはい」

 

fee「『1学期』のカニルートの、『縄』に関してもそうでしたし、更に言えば『3学期』のよっぴ―ルートにもこの種のネタがありまして。これは『つよきす』をどういう作品として捉えるかで、だいぶ心証も変わってくると思います。
『つよきす』をなんでもアリのラブコメだと捉えれば、まぁいっかーとも思えますよね。オウムも喋ってるし、乙女さんみたいなキャラもいるし、今更『毒物』とか『紐』くらいで騒がなくても、という見方もできます」

 

残響「ギリギリですね」

 

fee「でも、こんな不思議アイテムを出してこなくてもいいんじゃねーの?っていう見方もできますよね。『つよきす』は、一見ドタバタした作品に見えますが、人間の感情や心理は割と真面目に描くゲームじゃなかったっけ?という」

 

残響「たとえば『ダ・カーポ』シリーズは、恋愛物語とファンタジー設定が結びついているじゃないですか。でも『つよきす』はとくに結びついていないですよね。恋愛物語と、ガチャガチャしているコメディ要素が結びついていない」

 

fee「単なるにぎやかしですよね。館長とかオウムとか権田瓦さんとか。こういうコメディシーンもありかもしれないね、と思う一方で、何も個別ルートでやらなくても……共通ルートでやれば良かったのでは?」

 

残響「それは、本当にそうですわ。そんなん真面目に考えるもんじゃない、というツッコミが来たら、そりゃその通りではあるんですけど」

 

fee「『つよきす』ですからね。これがもっとシリアスなエロゲだったら嫌でしょ?」

 

残響「そうですね。素奈緒ルートみたいなお話で、乙女さんが無双しだしたら困ります。そういうオーバーアクションは控えてもらわないとw」

 

fee「スーパーサイヤ人的存在の乙女さんとか館長とかが暴れると物語が崩れるので、肝心な時には理由をつけて、不在にするなり戦わない理由を作らないと、シリアスな物語が描けない。そんな裏事情が透けて見えちゃう……」

 

残響「エリーがギリギリなんですよね。『1学期』のエリー対談で、リアリティがないと散々言ったと思うんですけど。ハチャメチャオーバーアクションのところと、割とリアルにマジなところの乖離というか。合わさっているようで合わさっていないというか、そこら辺が気になったんです。どっちの気分で読めばいいんだろう……でも片方だけじゃ片手落ちだしという」

 

fee「両方あるところが、『つよきす』の味ではあるんですよね」

 

残響「もちろんもちろん」

 

 

*6 ちなみに、拳法部のイベントは、そのまま『1学期』の乙女さんルートの体育武道祭VS村田戦のオマージュだと僕は思っています。

 

 

 

☆6

 

fee「『つよきす3学期』は、『1学期』のヤンキー臭さが大幅に抜けている気がします。カニのママが、カニの事を実は愛してるような描写も入れてきましたし」

 

残響「優しい世界です」

 

fee「そう。優しくなったよね。『1学期』はあまり優しくなかったですよね」

 

残響「『殺伐』とまでは言いませんけど、ザラっとしていた。『3学期』は冬だけど、冬の温かみがあるというか。そんなに悪い奴もいないんじゃないか、というところもあって」

 

fee「村田洋平君は随分印象が良くなったんじゃないですか?」

 

残響「そうそう。そうなんですよ。『1学期』はルートによっては、単なるやな奴だったと思うんですけど、今回は結構味があったと思うんです」

 

 

☆7

 

残響「ガチ勢とエンジョイ勢というのがあると思うんですが、乙女さんはガチ勢ですよね。レオはエンジョイ勢だと思うんですが。そこでちょっとした疑問。乙女さんはレオを想って、レオを『ガチ』にさせるためにしごきますが、乙女さんは【なんのために、そこまでガチになりたがってる】んですか?」

 

fee「あぁ、それは僕も思います」

 

残響「乙女さんの強さは、【何のための強さ】なの?と、たまに考えてしまいます」

 

fee「僕は、レオが乙女さんにしごかれるたびに考えてます……」

 

残響「はははw そのところで、『3学期』は乙女さんが悩んでいるのが良かったですね。【強ければいいのだ】、が『1学期』の乙女さんなら、【その強さは何のためにあるのか。自分とレオはどういう関係であるのが正しいのか】みたいな悩み。そういう広がりが見えたというのが良かったです。普段から鍛えているからこそ、そういう悩みにも深みが出るわけで。今回の乙女さんルートが【武道】を基軸に据えたのは、良かったなと思っています」

 

fee「なるほどですねぇ」

 

残響「より強い者が正義なら、相手との比較でしか強さというものは成り立たなくなるじゃないですか。自分より強い相手が出てきたら、自分の強さには意味がなくなっちゃうのか……? という理屈。しかし、本当の強さというのはそういうものじゃないと思うんですよ。もっと心の中から出てくる、確信というか。自分に勝つというか。そういう意味合いで、ぼくは【武道】というものに興味を持っているんです」

 

fee「難しい話になってきましたね。いや、言いたい事は解るんですけど。乙女さんは別に最強になりたいわけじゃないとは思いますが、もし本当に最強になりたかったり、自分に勝ちたいのなら、料理をやって、パソコンが使えるようにならないとダメでしょ」

 

残響「なるほど、そうか」

 

fee「もう『ドラゴンボール』的強さを持っているんですから。これ以上強くなる必要はどこにもないですよね」

 

残響「確かにw」

 

fee「ロードワークをサボり続けたらマズいかもしれませんが、そんなに頑張る必要はないですよ。言っちゃなんだけど、自己満足かな。古風な娘なので、古風な世界での【上】は目指そうとしていますよね。勉強だって、乙女さんは成績1位ではないですが、まぁ多分成績は良い。レオの事も【品行方正】に育てようとしていますよね。強くて、品行方正で、他人に迷惑をかけない正しい人間に育てたい」

 

残響「ですね」

 

fee「それはそれでいいんですけど、じゃあカニとかフカヒレの生き方が悪いのか?と言ったら」

 

残響「そうではないですよね」

 

fee「まぁ、色々大変な事があった時に、フカヒレやカニよりも乙女さんの方が生き残る確率は高いかもしれませんけどね。生きるために便利になった方がいいのは確かですが、強さというのは【幸せを掴むための力】だと思っています。強さを追い求める行為が、そのままその人にとっての幸せなら、特に口出ししませんが、そうじゃないなら必要以上に強さを磨いてなんになるんだろう?っていう」

 

残響「【強さ=幸せを掴むためのもの】、という視点は完全に同意です」

 

fee「乙女さんは、ロードワークしてるだけで楽しいんだと思います。あれは趣味も兼ねていますよね。苦しい思いをしながらやってるんじゃなくて、楽しみながら趣味で走っているように思えます」

 

残響「そうですね。あれは趣味ですね」

 

fee「だけど、レオは苦しい思いをしながら、乙女さんに付き合ってるんですよw」

 

残響「乙女さんが『もっと自立性を持て』というのは、ロードワークじゃなくても。仮にボトルシップであっても、レオが本気でこれがしたいんだ!というのがあれば、乙女さんも納得すると思うんですよ」

 

fee「ボトルシップに関して納得してくれたかなぁ? 僕は、乙女さんが認める価値観での努力じゃないと、認めてくれないような気がするんですけど」

 

残響「そっか。そこはぼくと見方が違うかもしれない。乙女さんは【ガチさ】さえ見せれば、何でも納得してくれるんじゃないかなぁ。これはぼくの願望かもしれませんが」

 

fee「『頑張る人が見たかったんだ!』という台詞が『3学期』にありましたよね。でも、乙女さんのやり方じゃダメだと思うなぁ。相手に自立心を持たせたいんだったら」

 

残響「やっぱりダメですかねぇ」

 

fee「だって、何かをしたいもなにも、乙女さんから出される課題をこなすだけでもう必死ですもん。疲れちゃいますよ。体力残ってませんもん。その段階から、更に自力で新しい、自分がやりたいものを見つけるなんて無理ですよ」

 

残響「もし仮に、自分の周りに乙女さん的な人がいて、『あれしろ、これしろ』と言ってきたら、ぼく、乙女さん切りますわ。そこがフィクションとリアルの違いなわけでして。『ぼくは模型を作っているから、あんたは勝手にやってなさい』って言っちゃうと思います」

 

fee「だから、僕が1学期以来ずっと乙女さんを嫌ってるのは、そこですよw 僕はレオに感情移入して…」

 

残響「なるほどなぁ」

 

fee「もうイライラしちゃうんですよ。勘弁してくれwって」

 

残響「確かに。模型作りを邪魔されると考えると、すごくよくわかるw」

 

fee「乙女さんに合わせてあげなきゃいけないってのが辛いんですよ。拒否権がないというのも辛いし。たまにこちらの気が向いた時に、乙女さんに付き合って走るくらいはしてもいいんですけど」

 

残響「なるほどなぁ」

 

fee「じゃあ僕が乙女さん的な事を言います」

 

残響「はい?」

 

fee「残響さんもエロゲーマーですからね。もちろんエロゲー批評空間中央値80以上のゲームは全部やっていると思いますけど」

 

残響「ははは(乾いた笑い)」

 

fee「もしやっていないんだとしたら、エロゲーマーたる者、上を目指さないといけないから」

 

残響「えwww」

 

fee「1日1ヒロインのペースで、これからの1年間必死に歯を食いしばって、エロゲーのキャラクターを全員クリアする。これをしないというのは、やっぱりだらけてると思いますし、コンジョーナシなので、僕が残響さんの軟弱な根性を叩きなおします! ガチを見せてほしいですね、ガチを! 頑張る人になってほしいです!」

 

残響「いやぁ、もうブロックですよ。乙女さん、ブロックです」

 

fee「はははははwwwww 残響さんがエロゲーに疲れたら、このコンジョーナシが!!と蹴られますよ。その代わり、1ヒロインクリアするごとに、『よしよし、よくできたな』って言って撫でてくれます」

 

残響「うーん……これは、まいった。まいりました」

 

fee「残響さんの都合は基本的に気にしませんからね。乙女さんが誘ってきたらもうエロゲをやらないと。『今日は、リトバスの続きだったな? 週末には新作が出るから、それまでに終わらせなきゃダメだぞ! 頑張るお前のために、私もおいしいおにぎりを作ってやるからな!』」

 

残響「乙女さんルート・完」

 

fee「羨ましさは何点ですか?」

 

残響「羨ましさはブロックですよ」

 

fee「1学期の頃は、『乙女さんは乙女さんである限り、ぼくは大好きだ』って言ってたのに……」

 

残響「まぁ、そこは【観測】で見ればいいお姉ちゃんなのでw」

 

 

☆CGコーナー

 

feeセレクション

   ↓

 

1位

 

2位

 

 

残響セレクション

   ↓

(1位は同じ)

 

2位

 

 

fee「乙女さんはCGに恵まれていて、選びたいCGはたくさんあるんですが……1位はやはり」

 

残響「これですねぇ」

 

fee「2位は迷った末に……これにしました」

 

残響「こう来ましたかw」

 

fee「『1学期』も含めて、乙女さんの中で一番エロいなと感じたCGです。本当なら、騎乗位から選ぶのが筋かなとは思ったんですが……。胸が片方出ているのもいいし……ブルマをずらしてるのも、ナイスブルマな感じで」

 

残響「ナイスブルマw」

 

fee「レオ君が服を脱いでいるのも、レオの股の付け根と乙女さんのお尻がピストン時に肌同士でぶつかる密着感があって、地味にポイント高いです。このCGは『2学期』からの流用なんですが、『2学期』には中出しされるとイクという乙女さんの素晴らしい性癖がなかったので」

 

残響「はっはははw」

 

fee「それを考えると、『2学期』よりもエロくなっていて良かったなと。残響さんのは……」

 

残響「ちょっと変則的なんですが、瀬麗武シナリオのエンディングから。乙女さんが前面に出ているので、これもアリですよね?」

 

fee「もちろんアリです。乙女さんと瀬麗武が2人でいるCGって他にもあったけど、こちらの方が良かったと」

 

残響「そうですね。先輩として、卒業しちゃうけれどこれからもこの二人はライバル関係が続いていくんだろうな、みたいな期待と希望。青空も含めて」

 

fee「他にも選びたいCGはたくさんあったんです。たとえば、拳法大会の、レオに声援を送る乙女さんとか。二人三脚のCGも好きです」

 

残響「躍動感があって」

 

fee「桜の木の下で卒業証書を持っているのもいいし」

 

残響「その差分なんですが、夕暮れの中で暮れなずむ乙女さんのCGも好きです」

 

 

『三学期』対談 第2回 橘瀬麗武編に続く……

 

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  • 2018.05.07 Monday
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