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    『つよきす』対談 第5回 霧夜エリカ&佐藤良美 裏ルート編

    • 2018.03.10 Saturday
    • 21:54

     

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    注意!)
    当記事は、きゃんでぃそふと「つよきす」対談の内、第3回「霧夜エリカ」編、及び第4回「佐藤良美」編を経ての、対談記事第5回目です。
    ルートの分岐は上記の表をご覧になって頂きたいのですが、当記事が取り扱うのは、『聖域の崩壊』(友情崩壊エンド)および、『エリー失恋エンド』です。

     

     しかし当記事の最大の問題点は、その分岐がどうこう、ではありません。
    エリーバッドエンド「聖域の崩壊」ルートの、feeさんと残響のお互いの「シナリオ・プロット」解釈や「感想における言葉遣い」の定義の、「ズレ」。これが、対談進行で、お互いの意見のやりとり、がズレにズレまくっていった。
    対談の話題が迷走し、混乱し、枝葉末節の追求でグダり、時に話題の決着を諦め……しかしその混乱性ゆえに、この対談記事第5回は、楽しんで読む人を相当に選ぶ文章かもしれませんが、逆にある種の「読み物としての味、面白み」があると、feeさんも残響も思っています。

     盛大にグダりつつも、何かを求めて足掻くように、「裏ルート」についての対話を重ねていくのですが……当記事では、実際の対談の「ライヴ感」を残す文章です。よって、かなり論旨が読み取りにくい記事かと思いますが、歴戦の強者読み手たる読者の皆様には、feeさん・残響の「注」を適時ご参照頂きながら、「エロゲ対談のライヴ感」をご賞味頂きたいと思います。例えるなら、ディープな音楽ファンが、スタジオ録音盤と、ライヴ盤との違いを味わい分けるように……。(文・残響
     

     

    ☆1

     

    fee「エリー&よっぴーのサブルートに話を進めたいんですが……エリーのサブルートが『聖域の崩壊』だっけ?」

     

    残響「そうですそうです」

     

    fee「僕がレオ君の立場なら、多分よっぴーの告白にOKしていると思います」

     

    残響「ふむふむ」

     

    fee「『聖域の崩壊』ルートも僕は好きです。エリー&よっぴー関連のルートの中で『エリー失恋エンド』が一番好きですね。よっぴー本編ルートよりも好きです」

     

    残響「ほほう、なるほど」

     

    fee「このルートではよっぴーはそこまで黒くないですし、エンディングはよっぴー正規ルートと同じで北欧に行くところに繋がっていますし。よっぴー正規ルートに比べて、よっぴーの黒さが描かれていないだけですけど、こちらの方が安心感があります」

     

    残響「安心感、ね。うん、普通にラブコメ話という感じがします」

     

    fee「しかも、エリーと付き合った後によっぴーとも付き合って、両方と美味しいことをして。最高だな!」

     

    残響「ははははw」

     

    fee「さらに言うと、エリーがこれで失恋するのもいいですね。だってエリーの行動はおかしいじゃないですか。自分から振って、友達を炊きつけた上で、やっぱり私がレオはもらうわ!みたいな。ふざけた事を言っているじゃないですか」

     

    残響「出た、馬鹿野郎こと、ふざけた女w」

     

    fee「当然、よっぴーは激怒でしょ? エリーにキレるシーンも、よくぞ言ってくれた、と思いました。どうですか?」

     


    ☆2

    残響「正直に言って、【ピンと来なかった】ですね *1」

     


    *1……以降、ここから、この【ピンとこない】という言葉を巡って、feeさんと残響が盛大にすれ違っていきます。残響はここで、「不感症」的意味合いで使っていました。プロットの意味合いは分かるけど、残響感性に全然、面白いくらいに【響かない】っていう意味合い。その【響かなさ】が逆に残響は自分自身で不思議で、その不感症を自分自身で追求していたフシがあります。残響はそのように、基本的に「自分の感性や思考がわからない」→「ちょっと考察してみよう。自分自身のことなんだけど」ということをよくやります。ていうか残響の文章やツイートは、ほとんどがコレです。

     

    *1……これはどちらが悪いというわけではなく、まず最初に『残響さんの発言を僕が誤読した』。

    更に、『その事に、お互いが気づかず進んだ』ため、こういう展開になりました。

    そのせいで、議論があまり噛み合っておりません。

    明快な議論を求める方は、飛ばし読みで結構です。

    敢えて残したのは、ライブ感を大事にするというか、一周回って面白いんじゃないかと思ったからです。

     

    残響さんは『これの何が楽しいのかがわからない』と言っているのに、僕は『どういう話なのかわからない』と受け取ってしまって、ずーーっとこの物語の解説をしているというw

    文字にして振り返って見れば、何回か『誤読:誤解に気づく』チャンスはあったんだなぁと思いました。

     

     

     

    fee「どこに?」

     

    残響「よっぴーとのルートで、全体的に」

     

    fee「よっぴーとくっつくルートの話?」

     

    残響「なんかピンと来なかった。何も感じなかった」

     

    fee「……そう言われてもなぁ」

     

    残響「それで終わっちゃあいけないんで、アレですけど。なんて言ったらいいのかな……」

     

    fee「いやいや、面白いとかつまらないというのはあると思うんですけど。ピンと来ないというのは、単純に面白いとかつまらないじゃなくて、どこかが解らないってことじゃないですか。それなら解らないところを言ってもらわないと」

     

    残響「よくわからないというか、なんだろう……?」

     

    fee「『理解できるけどつまらない話』と、『理解不能でつまらない話』があるじゃないですか。で、理解不能だったんでしょ? ならどこが理解不能だった?って聞いているんですけど」

     

    残響「*2 なんだろ……」

     

    fee「まず、エリーがレオを振りますよね」

     

    残響「振りますね」

     

    fee「その後、エリーがなぜか『よっぴーが幸せになれば嬉しい』と言って、よっぴーを炊きつけますよね。ここまでは大丈夫ですか?」

     

    残響「はい(理解)」

     

    fee「で、よっぴーはエリーのアシストを受けて告白に行きますよね。で、ここでOKするか、OKしないかですよね」

     

    残響「はい(理解)」

     

    fee「主人公はエリーに捨てられたばかり。捨てられたばかりで、すぐ新しい恋人に向かう元気が残っているかどうかはさておき、レオ君はエリーに捨てられているので、よっぴーと付き合うに当たっては何の支障もないですよね?」

     

    残響「はい(理解)」

     

    fee「で、よっぴーはぶっちゃけかわいくないですか?」

     

    残響「かわいいですよ(わりと即答)」

     

    fee「だとしたら、付き合ってもおかしくはないんじゃないですか?」

     

    残響「はぁぁ、なるほど。そうか。そういう過程が思い浮かばないというか、ピンと来ない。今でも理屈はわかったんですけど、それでもピンと来ない」

     

    fee「『なんでエリーがよっぴーのアシストをしてんだよ、バカか』ってところはあるんですけど。つまり、*3エリーの行動は不可解なんですよ」

     

    残響「ふむふむ」

     

    fee「でもよっぴーの行動は不可解ではないし、レオの行動もまぁ、わかる」

     

    残響「*4 プロットと、心情の理屈はわかる。でも、なんかピンと来ない。【だからどうしたの】って感じがするんですよね」

     

    fee「どういうことww」

     

    残響「わからない、ほんとに。なんでこのルートがピンとこないんだろう」

     

    fee「なんでですかね?」

     

    残響「楽しみ方がイマイチわからない」

     

    fee「いやいや、楽しみ方よりも理屈を考えましょうよ。楽しみ方なんてのは理屈じゃないんだから、考えてわかるものじゃないですよ」

     

    残響「理屈はわかるんですけど、無感覚になっているところがある」

     

    fee「それは別にいいんですけど。肌に合う・合わないシナリオというのはありますからね。僕が感じたこのシナリオの面白いところは、まず第一に『調子に乗ってたエリーが、ここで初めて、レオに対して本気になる』」

     

    残響「ふむふむ」

     

    fee「つまり、エリーが余裕やプライドをかなぐり捨てて、レオを奪いに来るんですよ。今までのエリーは余裕があったんです。レオがエリーにガンガンアタックしていて」

     

    残響「なるほど」

     

    fee「ところが、レオとよっぴーが付き合って、それで初めて『あれ、すぐには取り返せなくなった?』と気づいたんですね。最初はすぐに取り返すつもりもなかったから、『いいよいいよ』ってよっぴーにあげちゃったんだけど、よくよく考えたらレオが惜しくなったんですよ。それは大丈夫ですか?」

     

    残響「うん、物語の味わい方がだんだんわかってきました」

     

    fee「焦ってるんだけど、エリーは他人を舐めているのでレオに復縁の申し出をするんです。そこでエリーの申し出を受けるか、エリーを振るかでエンディングがまた変わります。で、エリーを振るエンディング(エリー失恋エンド=レオとよっぴーがくっつくエンド)に関しては、よっぴーの正規ルートよりも面白かったと、僕は思っています」

     

    残響「なるほど」

     

    fee「憧れのエリーと付き合ったうえで、クラス委員のよっぴーとも付き合う羨ましさもあるし。それにエリーがちゃんと成長しているのは、このルートだけなんですよ。エリーが失恋を覚えたというのはすごく大事な事で」

     

    残響「『この想いすら、バネにしてのし上がってやる……!』、っていう感覚ですね」

     

     

    fee「そうそう。エリーの正規ルートでは、『やっぱりレオ君は大事だったのね』とは思っていても、そこまでの傷は負っていませんからね」

     

    残響「なるほど。わかりました」

     

    fee「単純に、こういうストーリーが好みじゃないと言われてしまえばおしまいなんですけど……」

     

    残響「好みじゃないというのもあります。ただ、それ以上に自分の感受性の問題だと思うんですけど、エリーに関しては『エリーはこういう人間だ』という思い込みが凄く強いんですね *5」

    fee「それはよくないんじゃない?」

     

    残響「そう、それはよくないけど。ここで描かれているエリーの感情って本当なのかな? って。泣いてたり、よっぴーを炊きつけていたりというのも、一過性のもので、本当のものじゃないんじゃないかなって」

     

    fee「一過性のもの?」

     

    残響「ある種の気まぐれみたいな」

     

    fee「その可能性はゼロではないですけど」

     

    残響「そういうふうに受け取っちゃったんですね」

     

    fee「んー。すっごくくだらないお説教をすると、こういうふうに『エリカ像を勝手に決めつけられるのが嫌いだ』って、エリカ自身がレオに怒ってたじゃないですか *6」

     

    残響「まぁそうなんですけどね」

     

    fee「僕の考えるエリカ像では、エリカは『ガキ・バカ・見栄っ張り・調子に乗ってる』

     

    残響「はい(聞きモード)」

     

    fee「そのエリカ像で考えれば、エリカの一連の行動は不思議ではない。で、その行動をとった結果、よっぴーが怒ったのを見てエリカがビックリする。自分の行動がどれだけよっぴーを怒らせたのか、エリカは自分自身でわかっていない。そしてよっぴーに恨まれたりとか、レオに告白を断られたりして初めて、現実を知る駒だと思っていた他人にも感情があって、全てが自分の想い通りになるわけではないのだと。このルートを僕が評価している理由は、エリーが一番成長したルートだからです」

     

    残響「なるほど」

     

    fee「エリーの正規ルートだと、トントン拍子でうまくいって、夜景を見ながら『これからものし上がってやるわ』みたいな。多分頭は中二病のままで、他人を舐めたままだと思います

     

     

    *2 ここで『いや、違います。理解できるけど、つまらない話だったんです』って言ってほしかったw そうすれば『理解不能でつまらない話だったんだ』という僕の誤解は解けたのに……。

     

    *2 「つまらない」という言葉について。
    エロゲだけにとどまらず、あらゆる物語表現について、「プロットの意味、登場人物の心理や出来事の流れが把握出来ていて、それで【ピンとこなかった】」場合、その理由は二つにわけられます。以下は当たり前すぎて言うまでもないことですが、
    (1)自分(読者)の感受性アンテナが、その作品と合わなかった
    (2)作品の表現が、単純に下手で、レベルが低かった
    ぼくは、「聖域の崩壊」は、(2)ではない、と始めから思ってはいました。よって、自分が【ピンとこない】理由は(1)なのだな、と。
    ではなぜ(1)=【ピンとこない】現象が起こっているのか。つまり「自分は何故、【聖域の崩壊】に圧倒的なまでの不感症になっているのか」に対する、純粋な個人的興味・探究心があったのです。(その点だけを見れば、「エリー的な」興味・探究心の追求行為、であるとすら言えるのです)

     自分のことなのに、わからない。
    この「自分の不可思議さに対する探求」というのが、30歳を越したあたりからの、残響のひとつのライフワークのようなものになっています。例えば、自分はなんで、よっぴー的神経症になってしまったのか、その萌芽はどこだったのか、とか。それは過去の何かを「断罪」するためではありません。純粋な興味。ある程度歳を重ねて、自分の生傷を含めた「自分自身」を客観視出来るようになったからという……。
    よって、今回も「自分の不可思議さに対する探求」の一環でありました。だから「このルートにおける、この不感症はなんだ?」の延々探求を始めてしまったのです。feeさんを巻き込んで……(ごめんなさい)。

     

     

    *3 エリー正規ルートの対談で、エリーの人物像を残響さんが掴みきれていない感じがあったのも、誤解の伏線だったと思います。

    まだ残響さんはエリーの事が掴みきれていないんだな、よし、説明しないと!的な……

     

    *3 エリーの人物像に対しては、残響はどこかで「こいつのことを完全に分解・批評したくない」的なブレーキをかけていたみたいです。改めて振り返ってみると。なんでだろうか……実はこれは、後日UPする『つよきす3学期』エリールートでの対談記事で完全にカット&オミットした箇所なんですが、「エリー的存在、人物像」なるものが、残響の……愛憎半ばする「リアル残響父親」と、非常に似通っていると、対談を通して気づきまして……。オーイここでおれの人生におけるトップクラスの不可思議がつまびらかになって、いろんなことがボロボロと理解出来てきたのかヨーッ! 嗚呼、対談って楽しいなぁコンチクショウッ!w
     

     

    *4この辺りで、僕も自分の勘違いに気づくべきだったなと、後から振り返れば思います。『理屈は解る』と残響さんは仰っているのに、それをスルーしてひたすら『理屈』を説明しようとしている私……。


    *5……ひとつの推察として、「これは裏ルートであり、正規ルートではないから、低くみてOKだ」理屈が自分の中で成立していたか? という、ノベルゲーマーとして最低最悪の可能性。……いや、やはり、それはないです。「これは別の物語だ」として、きちんと読んでいました。ぼくだって、一応ノベルゲーやって10年以上は経ってるので、「複数エンディングの楽しみ方」っていうのは了解していますよ。その上で、なぜか、この「聖域の崩壊」という物語に、異常なまでに不感症なのが、自分でも不思議でやまないのです。

     

    *5 まぁ「低くみてOK」なエンディングもありますけどね……。潰されたエンド、とか。そういうのを全部読みこむ必要はないとは思います。ただ、『聖域の崩壊』エンドは、一応ちゃんと【語るに値する】シナリオだと思いました。

     

    *6 僕自身はここまでは思っていませんが、よく似たシチュエーションが本編中にあったので、キャプチャを貼ってみました。

     

     


    ☆3


    残響「エリーの場合は作中であまりにも凄く描かれているので、作り物のような感じで見ていたんですね。作中最強キャラみたいな意味でもありますが、夜景を見ながら『これからやってやるぜ!』みたいなのも、作り物めいているというか。リアリティが欠けているキャラだなと感じます」

     

    fee「僕が、リアリティが感じられないのは乙女さんだけどね」

     

    残響「(根本的にそれ言われたらナー、って顔をしている残響) うーん、ですかw ぼくはエリーなんです。実在感がなくて、バーチャルって感じがする」

     

    fee「その辺は相性みたいなものなんですかね」

     

    残響「エリー以外にはあまり感じないんですけど……」

     

    fee「お金持ちっていうポイントを除けば、エリーは単なる、鼻持ちならないガキですよ。まぁ、このゲームは基本的にガキが多いんですけど、高〇生だし、そこはね」

     

    残響「凄い事をしているというか、凄いスペックを持っているキャラというのは、普通は理由付けがあるじゃないですか。過去にこれだけ練習していたとか、英才教育を受けてきたとか。エリーに関しては、鼻持ちならない、才能のあるお金持ちキャラですけど、100メートル走でも1位。マラソンでも1位。エリーだから1位みたいな。ギャグっぽさというか、リアリティのなさを感じちゃって」

     

    fee「そこはもちろん漫画的なネタですね。ただ、そんな事を言いだしたら鉄乙女さんはどうなるんですか。あの超人的な肉体能力はリアリティなさすぎませんか?」

     

    残響「まぁ確かに(それを言われちゃったらなぁ、って顔をしている2nd)」

     

    fee「それにエリカは、陰で努力している描写がとってつけたようにだけど、あるよ」

     

    残響「とってつけたようなね」

     

    fee「それは確かに、漫画的な記号を身にまとってはいますよ。それは館長もそうだし。乙女さんもそうだし。土永さんと喋っている祈先生もそうだし、その辺はみんな超人だから。でも超人だけど恋はするし、恋愛時のエリーの心の揺れ動きは、リアル志向だと思いますけどね」

     

    残響「プロット上ではそう思うんですけど……」

     

    fee「これだけ話してなお、何がそんなに引っかかってるのかイマイチよくわからないんだけど……」

     

    残響「……じゃあこれで切りましょうか…… *7」

     

    fee「これ以上どうしょうもないですからね……。僕は自分が挙げたエリー像を話したわけだし。残響さんがそこに納得するかはともかく、『わからない』だけだとどうしょうもない。*8 僕は理屈として、エリーの行動は理解できますよ。エリーみたいな奴だったら、きっとこういう行動を取るだろうな、っていう行動をエリーはしっかりとっている」

     

    残響「そこらへんはそう思います。キャラとしての枠内で、矛盾はない。これはよっぴーのヤバさが枠内の中で整合性が取れてて、矛盾してない、っていうのと同じで」

     

    fee「となると、疑問点の入る余地はなくないですか? 特に不審な点はないでしょ? そりゃエリーのガキ臭さはおかしいっちゃおかしいけど、まぁ高〇2年生ですから、ガキくさい人間もたまにはいるでしょ」

     

    残響「これはゲーム側の問題よりも、ぼくが勝手に作っちゃったエリー像に、自分自身で勝手に翻弄されてるだけなんでしょうな……」

     

    fee「そういわれてしまうとどうしょうもないけど、テキストを読もうぜっていう。そこはその思い込みを捨てて、テキストをまっさらな気持ちで読んで、あるいはちょっとおこがましいけど僕や他の人の感想を聞いて、残響さんが勘違いしていたエリー像を、残響さんの納得できる形で適宜修正していく以外ないじゃないですか。最初に思い込んだものがすべてみたいな事を言われても。
    残響さんが考えたエリー像、で展開されるストーリーの方が面白いなら、他人が何を言おうがテキストがどう書かれていようが、変える必要はないと思うけど、結局それじゃよくわからないんでしょ?」

     

    残響「理屈はわかるけど、不感症、みたいな……」

     

    *7 ……諦めた。たぶんこれ以上はいろんな意味で発展も、相互理解も難しそうだ、という感じで。しかし、よくこういう風に残響は自分から「諦め」を早々に発する人間であります。これは、まあ……良いのか悪いのか、ケースバイケースな残響の特性ではありますが……しかし、この記事読んでいて、なんとなくこの場合では「悪い特性」のように見えてしまうな……。

     

    *8 理屈は解るけどピンとこない、と言っている相手に対して、理屈を述べ立てる私……振り返ると、色々落ち着いてほしい感じですね(汗)

     


    ☆4


    fee「じゃあ残響さんが考えているエリー像だったらどうするんですか?」

     

    残響「あ、そうか」

     

    fee「残響さんが考えているエリーだったらこう動くはずなのに、実際のエリーは違う動きをしている。なんで?ってところじゃないの?」

     

    残響「*9 ぼくの考えているエリーだったら分岐がないんですよ。よっぴーを最初から振ってるんです」

     

    fee「それはレオがでしょ?」

     

    残響「*10 シナリオの流れとして」

     

    fee「それはレオが振ってるんであって、エリーとは関係なくないですか? んんん?」

     

    残響「ここでこういう物語上の分岐を作っちゃったんだーっていうか」

     

    fee「っていうか、それはレオの行動でしょ? 不可解なのは」

     

    残響「???」

     

    fee「よっぴーがここで告白してくる理由はわかるよね?」

     

    残響「それはわかります」

     

    fee「レオが受ける可能性はあるよ」

     

    残響「ここで受ける可能性はあったんだ、みたいな」

     

    fee「ええ? ありますよ!それは」

     

    残響「*11 ぼくがゲームを作るんだったら、よっぴーの告白を受け入れる選択肢は絶対作らない」

     

    fee「ゲーム制作の問題じゃないでしょ。ゲーム制作の話をしてるんじゃないもの。なんでゲーム制作の話をしだしたの?」


    fee「簡単にいうなら、人が失恋した直後っていうのは心が弱ってるから、そこにつけこんでよっぴーのような女が突撃をかけるのはありえますよね。更にそれをエリーが炊きつけているわけだから。
    一般常識として、ここで不可解な点があるとすれば『エリーがバカすぎる』って事なんです。
    けど、エリーは『馬鹿』キャラなので、僕から見ると不可解ではないんです。だってエリーは馬鹿なんだもん。エリーがまともな知性を持っていれば、よっぴーを炊きつけたりしませんよ。でも炊きつけちゃった。エリーは恋のパワー・恐ろしさが解っていないんです。
    だから『とりあえず付き合ってみる』とか『とりあえず別れてみる』とか言っちゃうし、よっぴーがレオの事を好きなことについても最初気づいてないし。あんなにバレバレによっぴーはレオを狙ってるのに、一番近くにいるエリカは8月のガールズトークまで気づいていない。8月のガールズトークで、『私、ちょっと恋の事がわかってきたみたい』とか言ってるけど、まだ分かってない。で、本当に恋の事がわかるのは、何も考えずにレオを振った後です。あ、『恋っていうのはインスタントにくっついたり別れたりできるもんじゃないんだ』とようやく気付くんです。他人の気持ちというのは、そんなに簡単に踏みにじって良いものじゃないんだということが。もっと言っちゃえば、他人には気持ちというものがあるんだ、ということを初めてエリーが気づくのが、よっぴーの告白をレオが受けた後なんですよ」

     

    *9……主語というか、日本語がおかしい。この場合は「ぼくの考えているレオ」であるはずなのです。普通に混乱してきて、日本語が上手く扱えなくなっている。あるいは、「エリールートにおけるレオだったら」を短縮して「エリー」と言ってるフシがある。どちらにせよざんきょうはあたまがよわい。

     

    *10……同上。残響さんってどちらかというと頭よさげというかインテリっぽいアカウントって設定だったような気がする風味なんですけど、どう見てもこの記事では多くの場面であたまがよわい。

     

    *11……実は後で、feeさんはこの残響発言のタイミングでイラっときておられたご様子。意味のわからん飛躍というか、話題のはぐらかしをするな!みたいな。
    一方残響は、はぐらかしてるわけではなく、むしろ本気で話題の本丸に入ろうとしていた。「プロット分岐を、ゲーム制作というメタ視点仮説で分解分析してみることによって、いろいろなモノに迫りたかった」のです。ただ、冷静に考えてみると、これは悪手に近かったかな、と。大いに脱線の予感がしますし……。

     

    *11……はぐらかしというか、「話題をこれ以上拡散してどーすんだよ」的な……。「エリーの性格」と「レオがよっぴーを選ぶ心情的理由」、既に2つも疑問点があって、1個ずつ潰していこうとしている時に、更に疑問点を増やされてもという。


     

     

    ☆5

     

    fee「異論がなければ、最後の選択肢はまとめちゃっていいかな? 『エリカ失恋エンド』と『友情崩壊エンド』。この2つは、本質的には同じだと思っています。要はエリーが現実を知るエンディングです。『エリカ失恋エンド』なら、レオ君とよっぴーは幸せになるし、エリーは失恋。『友情崩壊エンド』ではエリカはレオとくっつくけど、よっぴーは失う。こういう形でレオとエリカがくっついて、キラキラした恋愛をやり直せるかというと、僕は結構キツイと思います。傷跡が深すぎる。

    だからここではどちらに転んでも、エリーから見れば大事なものを失ったエンディングであり、失うことによって逆に大人になったというか、ようやくまともになったルートだと思うんです。エリカ正規ルートではエリカの成長が描かれていないという点も含めて、このまとめに異存はないですか?」

     

    残響「大丈夫です」

     

    fee「残響さんが混乱しているのは、よっぴーの告白部分だけなので、よっぴーの告白に的を絞りますね。これは単純に、先に一人のキャラを好きになって、別れたばっかりなのにもう付き合うんか?という、残響さんの潔癖症的な部分に引っかかっただけの話ではないんですか?」

     

    残響「……だとは思うんですよ。大筋それです」

     

    fee「全然アリでしょ、だってもう別れてるんだし、と僕は思います。それに、それなら『解らない』事も何もないでしょう」

     

    残響「そっか」

     

    fee「別れていなくて二股をかけていたとしても、そういうのも創作ではアリだと思うんですけどね。まして、ここではちゃんと別れているし。しかもエリーの方から振っているし。レオ君は後ろ指さされることなくよっぴーと付き合って良いと思うんですが……」

     

    残響「ぼくも、レオ君は悪い事は何もしていないと思うんですよ。その通りですわ。そのあと話が進んでいっているのに、興味が持てないのは自分の潔癖症からきているんだと思うんですよ。ただ、ここまで興味を持てず、『そうですか』としか言えないルートも珍しくて。そう言われても困りますよね」

     

    fee「困るというか……単純に『オレはこのルートは嫌いだな。そんなにわちゃわちゃ恋人を変える男なんてオレは嫌いだよ』と言いたいだけなら、『そっかー』で終わりで良かったと思うんですけど。それなら、ゲーム制作の話は関係ないし、そもそもエリーの話でもないですし。解らないと仰るから色々説明したのであって、嫌い、なら無理に改宗を迫る気はないですよw
    まぁ、人間、好き嫌いはあるから良いとは思うけど、ちょっと許容範囲が狭くないですか?とは思いますが」

     

    残響「許容範囲が狭いなら……このルートに対して怒ったならまだよかったんですよ。何も感じなかったんですよ。だからどうしていいのか全然わからない」

     

    fee「僕もどうしていいのかわからない。単につまらなかった、萎えた、じゃアカンの?」

     

    残響「話の流れも、行動も、心情も、全部わかるんですけどね。ただ、冷めたのは事実ですね」

     

    fee「こういう事ですか?『アクション映画で車がデッドヒートを繰り広げていて。大画面でド迫力でなんかガッチャンガッチャンドンパチやってて、人が死んだりして盛り上がってるんだけど、それの何が面白いのかわからねーんだけど?』みたいな」


    残響「あ、それと同じですね」

     

    fee「だとするならそれは単に残響さんのアンテナが合わなかっただけでは?」

     

    残響「そうなんですよ」

     

    fee「とするなら、それは解る・解らないじゃなくて、合う・合わない、面白い・つまらないじゃないの?

     

    残響「ですかね。これがつまらないということなんでしょうかね *12

     

    fee「分からないじゃなくて、つまらないって言ってくれればこんなに粘らなかったのに……基本的に三角関係は全滅?」

     

    残響「そういうわけでもないんですけど。ここまでやっておいて、ここから三角関係?っていうのはちょっと」

     

    fee「でも別にエリカが凄く好きってわけでもないんでしょ? エリーがものすごく好きで、心を捧げてプレイしていたのに、途中から変な奴が出てきて三角関係になったなら萎えるのもわかるけど」

     

    残響「そこまでエリーが好きなわけではないです」

     

    fee「僕だって、『なんか凄い事をやってるようだけど、何が楽しいんだかわからん』みたいな事はありますよ。ミステリの密室トリックとかは結構そういうのがあります……」

     

    残響「ぼくも探偵が謎解きをしていても、『そうですか?』としか思えないし」

     

    fee「その謎が、目に見えている最初の世界よりもずっと複雑で魅力的だったら、僕はワクワクします。探偵が最後に謎解きをするというのは、世界の再構成になりますから。
    犯人や、犯人の気持ちを知ることによって、初読時に見えていた世界と違う世界が開ける、そういう物語は好きです。
    ただ、予想もできない方法で部屋を脱出したように思えたけど、実際には怪我をした人が自分で内側から鍵をかけた、とか聞かされてもどうでもいいです(某有名海外作品です!)。
    それは僕が、密室トリックの楽しみ方を解っていないというか、単純に向いてないんです。興味関心がそこにない。そんな人に、この密室トリックの凄さを説いても仕方ないです。
    僕はNBA(バスケ)が好きなので、楽しんでみていますけど、『球を輪っかに入れて何が楽しいの?』と聞かれたら、どう説明していいのかわからない。
    今回に関して言えば、僕が粘りすぎた気もしますけど、最初から『つまんなかったです。合いませんでした』って言ってくれれば良かったのに、とも思いました」

     

    残響「ぼくも引っ張りすぎましたね *13」

     

    *12……(悟り)

     自分(てめえ)でこう言っといて何ですが、あたまがよわいのか、物凄い自然児(天然)なのか、何かを悟ってるのか、よくわからないけど、味わいだけはある発言だなぁと我ながら思いました。

     

    *13……(注*2 に引き続いて)

     結局、自分が「ピンとこない」と言い続けたのは、その言葉の意味合いが「つまんない」ということだったのに気づかなかったという大いなる勘違いだったというオチ。「何故自分はこのルートをつまらなく思うのか?」に変な興味を抱き、延々自己言及・自己疑問を重ねていってた。単純に「つまらんものはつまらん」で終わる話でありました。それに延々引きずり回され、付き合わされたfeeさんもたまったもんじゃないですよね。本当にこれはすいませんでした。


    ☆6 エリカ3Pルート

     

    fee「よっぴーのサブルート(エリカ3Pルート)の話もしましょう。よっぴーを叱るとよっぴー正規エンドで、エリカを罠にかけるとエリカ3Pルートですけど。どうでした?」

     

    残響「『聖域の崩壊』ルートとは別の意味でどうでもいいですね」

     

    fee「そうっすか」

     

    残響「これは明確にどうでもいいと言えます」

     

    fee「わかりました。僕は、よっぴー正規ルートより好きです」

     

    残響「ほほう」

     

    fee「『聖域の崩壊』(エリー失恋エンド)>エリー正規ルート>>エリー3Pルート>『聖域の崩壊』(友情崩壊エンド)>よっぴー正規ルートかな。
    つまり、エリーもよっぴーも、サブ扱いされているルートの方が、正規ルートよりも評価が高いわけです」

     

    残響「なるほど」

     

    fee「『エリー3Pルート』を僕が評価する理由は割と単純で、よっぴーを救うのはエリーが適任だと思いました。レオよりも頼りになります。レオはまともなので、よっぴーと一緒に悩んじゃうと思います。それよりも、ぶっとんだエリーが『なぁに、そんなの考えすぎよ』とよっぴーの悩みを笑い飛ばしていた方が、よっぴーもだんだん治っていくと思いました」

     

    残響「多分、よっぴーとレオが一緒だったら、よっぴーは自分の内面ばかり見てしまうと思うんですよね」

     

    fee「よっぴーを受け止める役をやるには、レオはちょっと真面目すぎますね。僕はよっぴー正規ルートを読んでも、あの後よっぴーの病気が治って幸せになるという想像は、ちょっとできないんですよ。まぁ、レオが3年、5年、10年のスパンで一緒にいるなら、治るかもしれませんが。
    一方で、エリーの3Pルートは、半年か1年、3Pでエロエロしていれば、いつの間にかよっぴーは治っている気がしましたw」

     

    残響「エリーにうまく肩透かしされた感じはありますね。それはそれで全然いいと思います。というかそれが一番いいんです。真正面からシリアスに病理に向き合いまくるのが、いつでも良いとは思わない。まあぶっちゃけた話、自分が病みに病んでたころは、【シリアスに病理に向き合いまくらなきゃ嘘だッ!】って思い込んでたんですが、それが大いなる間違いだったと後年気づいたの巻。今仰った『半年か1年、3Pでエロエロしていれば、いつの間にかよっぴーは治っている』っていうのは、冗談抜きに大正解ですよ。このルートを【どうでもいい】とは言いましたが、実際的な対処法としてはド正解です」

     

    fee「後ね、エリーが格好いいですね。エリールートのエリーよりも格好いいと思いました。

    *14僕は『エリーが一番成長したルート』は『聖域の崩壊』ルートだし、『よっぴーの病気が治るルート』は『エリー3Pルート』じゃないかなって思いました」

     

     

    *14 僕は物語の評価ポイントとして、『状態の変化』に重きを置くところがあります。

    たとえば『不幸』だった主人公が、『幸福』になる物語。『幸福』だった主人公が、『不幸』になる物語。

    もちろんもっとトリッキーに、『不幸』だった主人公が束の間『幸福』になり、また『不幸』になってもいいですし、

    不幸や幸福じゃなくても全然構いません。

    とにかく、何かしらの状態変化がある方が好ましい、と思っている節はあります。

     

    よっぴールートは、よっぴーの状態が『病気』からスタートするので、やはり『完治』で終わってほしいというのが

    僕の希望です。それに近いのは、よっぴー正規ルートよりも3Pルートだと思いました。

    エリールートのエリーは『高慢ちきなガキ、バカ』(失礼!)なので、一連の物語を通して『成長した』状態で終わってほしい。

    正規ルートよりも、『聖域の崩壊』ルートの方がそれが描けていると思うので、こちらをより評価しました。
     

    第6回(近衛素奈緒 編)に続く……

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    • 2018.07.12 Thursday
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