『つよきす』対談 第3回 霧夜エリカ編

  • 2018.03.04 Sunday
  • 19:36

 

 

(各キャラ点数一覧はこちらのページを参照ください)

 

 

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☆1

 

fee「エリーのルートは分岐があるわけですが、まず正規ルートの話からしますか。正規ルートというのは……」

 

残響「摩天楼で、レオと夜景を眺めているエンディングですかね?」

 

fee「放送室で全校告白するやつ?」

 

残響「そうそう、ナイト君、ナイト君」

 

fee「(点数を見て)これまた大きく分かれたなぁ。シナリオとキャラの点数はほとんど変わらないのに、羨ましさとHが大きく分かれているのが面白いですね。エロくなかったですか?」

 

残響「ピンと来なかったというのと、手コキから始まるじゃないですか」

 

fee「手コキから始まりますね」

 

残響「(2005年当時の学園ラブコメにしては)実験的というかなんというか、『えぇ〜〜〜……(困惑)』的な感じではありました」

 

fee「マジっすか。僕なんか、憧れのクラスメイトからいきなり手コキされたら、感謝感激〜みたいな……」

 

残響「あそこでどんどんテンション下がったんですけど

 

fee「あそこでテンションがどんどん上がったんだけど!? え、これから竜宮に行ったら毎日姫の玩具にされちゃうの!? ときたら、これはもう毎日股間をおっ立てて学校に通うようになりません?」

 

残響「はっはははw いきなりこういうふうにHシーンが始まるの? エリーという破天荒なキャラを考えればわからなくもないけど、でもなぁ……っていう」

 

fee「女性のいじめっ子が、ひ弱な男の子をいじめる的な、漫画とかにもありそうなシチュエーションじゃないですか」

 

残響「はぁはぁ、あぁ、なるほどね。そういう読み方もあるのか」

 

fee「そこは付き合ってる/付き合ってない、愛がある/愛がない、で引っかかってるの?」

 

残響「恐らくそこなんでしょうね。付き合っているかどうかというのは大事かなと。ケースバイケースだと思うんですけどね」

 

fee「僕はむしろ、付き合ってないのにHをしたら、これはエロいな!って思っちゃうんだけど」

 

残響「ぼくはそれをやられると、張り詰めていたものが萎えていくような感じがあります」

 

fee「付き合っている女の子とHしても、それは合法の事で、背徳感がないんですよ。大前提として、レオ君がエリーに憧れているっていうのがあるんですけど。憧れの女子の玩具になっちゃうっていうのは、『いいのかな?いいのかな?』と思いながら快感に逆らえない感じでエロいと思うんですけどね。ただ、残念ながら僕の性癖はSなので。Mじゃないので。Mのエロゲーマーだったら大喜びのところなんですが。僕はむしろエリーの立場になって、おどおどしている女子を陵辱したい! 付き合うとかはこの際どうでもいいんですよ!」

 

残響「ぼくは骨の髄まで【観測】志向みたいで。『つよきす』においても、ぼくは登場人物の誰かに憑依して○○したい、というのは、やっぱりなかった。そしてこのシーン、第三者としてその場を目撃して、『えー、こいつらそんな事始めるの?』みたいな、テンションの下がりがありました」

 

fee「エリーもレオも誰とも付き合ってないんだから、自由にエロい事しても何の問題もないじゃん

 

残響「わりと平行線すね」

 

fee「まぁいいや。僕の羨ましさ6点というのは、そこですね。ただ、このシナリオなんですけど、前半のエリーがウザい。エリーは途中からかわいくなるんだけど、途中までは厳しいです。僕がレオだったら、途中で別れちゃうと思います。だからそういう意味では羨ましくないんですけど、後半は羨ましいという事で点をつけました」

 

残響「どんなにエリーが好きな人でも、本編通して、どこかで一回は『この野郎』と感じると思うんですけども」

 

fee「まぁ、そうでしょうね」

 

残響「もちろん『この野郎』とプレイヤーが感じるのも含めて、エリーの魅力だとは思うんですけど、*1 ちょっと度が過ぎるシーンもありませんでした?」

 

fee「というか、残響さんのエリーの評価はもっと低いと予想してました」

 

残響「ムカつくシーンもたくさんあったんですけど、ここまで突き抜けられちゃうと一周回って、カリスマ性に見えてくるというか。恋愛対象の魅力というより、そこにいるだけで面白い女……というのと、カリスマ性と」

 

fee「シナリオについても話しますか。まず最初に、レオがエリーに告白をして、とりあえずのOKをもらいますよね。気まぐれみたいなやつ。その後の校内バトルロワイアル銃撃戦が意外と楽しかったです」

 

残響「はははw」

 

fee「高見広春『バトルロワイアル』のパロディではありますが、よっぴーの活躍とかもあって面白かったんですよ」

 

残響「タカヒロさんって、もっと露骨なパロをする印象を持ってたんですが、そうでもないんだなと思いました。いわゆるパロネタに次ぐパロネタというか、下品なB級ギャグで畳みかけてくるような人……なのかな、と。事前でのふわっとした予測では、そう思ったんですけど……そうでもなかった」

 

fee「僕が『つよきす』で一番笑ったシーンは、カニが乙女先輩の名前を間違って呼ぶところ。『なんだと、この、くろまめおかめ!』ってw くろまめおかめじゃねーだろwwwって言う。パロディネタに頼らなくても面白いと思います」

 

 

*1 聞かれているのに答えてないことに気づいたのでw

  そうですね、レオを校門で待たせて時間潰しをしていたシーンは「氏ね」と思いましたね。

  後はまぁ、別ルートでなごみをいじめるところとか。

  西崎さん関連でもなんかあったような……書けば書くほど人格破綻者やな(呆)

 

 

 

☆2

 

fee「で、姫が手コキするシーンなんですが、レオが姫の事を割と理解しているんですよね」

 

 

残響「ふんふん」

 

fee「姫は独裁者ではなくて、独裁者に憧れているだけ、というのはまさにその通りなんですよ。彼女は、自己顕示欲と承認欲求の塊みたいな人。あの振る舞いは、承認欲求なんです」

 

残響「なるほど」

 

fee「『冷酷で、他人を手駒扱いしたり切り捨てたりできる、頭の切れる私』みたいな見栄を張ってる。本当にそういう人は、そういうのは態度に出さないで、表では優しい顔をしていていきなりパッと切るのに、エリーはいちいち言いたくなっちゃうんです」

 

残響「ほほう」

 

fee「で、『凄いでしょ、私!』ってやってしまう」

 

残響「ふむーん……それでようやくわかりました。feeさんの仰ってくれたことで、ようやくわかった。自分は【承認欲求】という方向性では考えてなく、こいつの根幹の人間性の言語化がうまく出来てなかった」

 

fee「エリーは『悪ぶっている』の」

 

残響「オレ様キャラなんですね」

 

fee「オレ様キャラというか、『オレ様キャラは格好いい』と思っている節があります。『対馬君ごとき』とか言う必要はないのに、『自分は凄いんだぞ!』と見せたいばっかりに、そういう反感を買うようなことを言ってしまう。レオがそのことを6月26日に手コキされる直前でエリーに指摘する。それで、エリーがカッチーンときて、ブチ切れての手コキという流れです。
エリーは多分、痛いところを突かれたというのと同時に、『こいつ、侮れないな!』と思ったはずなんですよ。『こいつ、意外と頭いいじゃん!』って。だからこの後、レオ君をかわいがり始めるんです」

 

残響「なるほど」

 

fee「レオは、なぜかこの時だけ鋭いんですねw で、7月の中旬くらいに姫とHして、本格的に姫がかわいくなってくる。8月の、よっぴーとのガールズトークでは、レオを好きになりつつあることを自覚しだしたと口にしています。好きになっちゃったからこそ、別れようとするんですけど」

 

 

残響「理屈はわかるんですけど、このくだり、なんか作為的に感じちゃったんですよね。自分の感情がわからなくなってしまって、それで混乱して、別れるというのはわかるんですけども。決断が良すぎるというか」

 

fee「んーーー。まず、『別れを決めた時点』でのエリーは、恋愛の凄さというものをわかりつつはあるけど、まだよくわかっていないんですよ」

 

残響「そうですね」

 

fee「姫は、なんかよくわからない野望みたいなものがありまして。その野望についてもっときちんと書けよ!というのが、このシナリオのマイナスポイントなのですが」

 

残響「マイナスですか」

 

fee「マイナスです。姫は、レオと野望とを天秤にかけているのに、野望の具体例が全然出てこない」

 

残響「はいはいはいはい。それはわかります。シナリオと、人間性の描写と言う点で、それは非常によろしくない」

 

fee「キリヤカンパニーを継ぐ、とか言ってるけど、それについてエリーは自分の頭で考えてるの?っていう。キリヤカンパニーを継いで、継いだ後は何をしたいの? どうしたらキリヤカンパニーを継ぐための野望に近づけるの? とかそういう事が一切ないんで」

 

残響「まだ、世界征服とか言っている方がわかりやすいというか」

 

fee「世界征服と同じレベルで、物語的に詰められてないんですよ。タカヒロが考えてない。タカヒロのせいじゃなくて、エリー自身が考えてないのかもしれない」

 

残響「ははははw」

 

fee「そういうところでシナリオの格好がつかないというところはあるんですけども。ただ、中学生とか高校生とかではあると思いますよ。たとえば『受験生で、第一志望の東大合格に向かって、頑張って勉強してたけど、彼氏ができてから成績が落ちた。彼氏の事ばかり考えちゃって、デートしまくっちゃって、もう勉強ができない。だから彼氏と別れる。私は東大に行って、憧れの職業に就くんだ』。これはありうると思います。それが一つ」

 

残響「はい」

 

fee「もう一つは、どこまで本気でエリーがレオと別れる気だったのかが読めないんですよ。エリーはガキなので、別れた後に『やっぱりもう一度付き合ってあげてもいいわよ!』と言えば、レオが戻ってくると考えている節がある。いつでも取り戻せるものをいったん捨てただけなんですよ。だからレオはものすごく落ち込んでいますが、エリカ視点で言うなら『今はちょっとやめとこー』みたいな感じで、そんな大した決断ではなかったかもしれません」

 

残響「エリーのことを一般人のレベルで考えていたのかもしれません。よくあるテンプレというか、ラブコメにおいてオレ様キャラがよくしがちな【自分のことがよくわからない、恋する乙女】なテンプレ行動。その範疇内で、エリーが行動してた、っていう思い込み。でも、その範疇(レベル)には、もともとエリーはいなかった、という」

 

fee「エリーは、『私が望めばレオは戻ってくるに決まってる』ので、安心しきっているんです。もちろん、このまま永遠に別れるつもりで切り出したんでしょうけど、いざ欲しくなったらまた取り戻せばいいや、というのはあります。それなりには悩んでいると思いますが、そういう舐めた部分が見える」

 

残響「そうですね」

 

fee「で、この後落ち込んでるレオ君によっぴーが近づいてきます。というかよっぴーを炊きつけたのは、このバカ者(エリー)なんですが。ここでよっぴーの告白を断ると本編ルートですね。で、えーとどうなるんだっけ?」

 

残響「ナイト君ですね。放送室の告白が筒抜けになっちゃって」

 

fee「そうそうそうでした。あれはなかなか良かったですね」

 

残響「良かったですね。ナイト(姫と騎士の主従関係、的ニュアンス)っていう言葉も良かったです」

 

fee「まぁ、あれだけ竜宮でHしてるんだから、Hの声も全校放送してほしかったな」

 

残響「はははははははww そういえば、小ネタなんですけど、あのあと、全校生徒が【レオはすげーぜ!】みたいな事を言うじゃないですか。それが小気味よかったです」

 

fee「全校生徒の前で告白をしちゃって、エリーにOK出させたらそりゃ【英雄】でしょ。あの声を聞けばエリーも本気でレオが好きだってことがわかるでしょうし。だから読後感は良いと思いました」

 

残響「ですね」

 

fee「キャラ5.5というのは一緒だけど」

 

残響「こいつ、良くも悪くもこういう奴だからなあ、という。悪感情は全然ないんですけど」

 

fee「乙女さんもエリーも、リアルにいたら僕、嫌ってると思うな」

 

残響「嫌いな奴ばっかりじゃないですかw

 

fee「そうだよ、嫌いな奴ばっかりだよこのゲームw エリーには近づかないと思う。この学校にはエリーのアンチがいましたよね。僕、エリーのアンチをやってると思いますw

 

残響「ははははw」

 

fee「学校のじゃなくて、家でするHシーンのエリーはかわいかったです」

 

残響「あぁ、あれは良かった。本当に」

 

fee「あそこ辺りからエリーはかわいくなるんです」

 

残響「特に良かったCGが……」

 

fee「じゃあ好きなCGベスト2のコーナー(?)をやりますか」

 

 

残響セレクション(1)

feeセレクション(1)

   ↓

(お互いのセレクション(1)は同じ画像が被った)

 

残響セレクション(2)

     ↓

 

feeセレクション(2)

    ↓

 

 

fee「あ、被った(セレクション(1))w この添い寝CGの良さも解ります。妙に母性愛を発揮してるやつ」

 

残響「そうそうそうそう。なんというか【強者が抱く慈愛】みたいなところもありますけど」

 

fee「エリー意外と(萌え的な意味で)やるやんけと思いました」

 

 

第4回(佐藤良美(よっぴー)正規ルート)に続く……

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