エロゲ対談番外編 作品クロスレビュー「ラブラブル」第6回 おたより編

  • 2016.11.06 Sunday
  • 19:41

9月の終わり(花穂回の前)に、エロゲー批評空間でレビューを書いておられる「dovさん」から、feeと残響にメールを頂きました。

以下がその内容(おたより)です。今回のラブラブル対談第6回目は「おたより紹介、Q&A」と題しまして、dovさんからの鋭いご指摘に対して、feeと残響が語ったものとなります。

 

 

残響さん、feeさん、こんばんは
いつも楽しく拝見しております。dovと申します
お二人の対談を見て謎のパッションが沸き上がり、その赴くままメールしてしまいました
深夜書いたラブレター状態なのは許してー


さてさて、お二人の対談はいよいよ真のメインヒロイン(起動アイコン担当)の花穂ちゃん回へ差し掛かっています
この花穂ちゃんについて、お二人にどーしても訊きたい! インタビューしたい! ついでにちょっと私も語りたいことがあってメールいたしました
訊きたいこととはズバリ、


花穂ちゃんのシナリオって、お二人が以前対談されていた「糞シリアス」じゃないですか?(実妹厨的意見)


いや花穂ちゃん可愛いんですよ! わたし花穂ちゃん本人にはなーんの不満も持ってません! そこんところは誤解しないで下さい!
ただシナリオがね……うん……実妹厨の私としては「えー」って思っちゃったんです
お話が花穂ちゃんの可愛さを邪魔してるなーって感じちゃったという
これはラブラブルの発売時期が(実妹厨的には)良くなかったってこともあるとは思うんですけれども……


↓WARNING! ここから実妹厨の語りが入ります↓

ラブラブルって2011年2月発売だったじゃないですか。この時期って実妹厨的にはテンション下がる時期だったんですよ
もしかすると残響さんはそーいう実妹厨の阿鼻叫喚を横目で見てたかもしれないですけど、実妹厨がどういうキモチでこの作品を迎えたかちょっと語らせて下さい
大昔にはWith You(後に『ヨスガノソラ』を生み出す高橋タカシ氏の処女作)の乃絵美とか久遠寺明日香とか今関凛子とかもいましたけれど
2004年の実妹解禁以後、「実妹」って属性はどちらかと言えばシナリオ厨向け・ニッチな方向性で細々とやってたと思うんです
お二人が語った『さくらむすび』(2005年)も(もちろん残響さんが仰る通り『萌え』作品でもありましたが)シナリオの充実した作品でした
DUEL SAVIOR JUSTICE』(2005年)は現在の意味でのキモウトの始祖・当真未亜を生み出しました
その他実妹属性は『鎖 -クサリ-』(2005年)、『Clover Point』(2007年)といった骨太なシナリオを持つ作品を生みましたが
こうした時期の作品は「実妹と恋愛する」という禁忌と真摯に向かい合ってたと思うんです
現実では許されないことをしてしまう、その一線を踏み越える覚悟(狂うなり目を背けるなり、『さくらむすび』みたいに悩み抜くなり)
そこを描くことで実妹キャラは良質のシナリオに恵まれてきたと思うんですけど、この風潮が段々変わってくるんですね
最初の変化は、たぶん『あかね色に染まる坂』(2007年,2008年アニメ化)だったと思います
同ゲームの妹・長瀬湊は媒体によって実妹だったり義妹だったりしてシュレディンガーの妹状態でしたが
実妹(の可能性があるキャラ)が遂にテレビアニメデビューを果たしてしまった、という点はその後の実妹ブームへ繋がる橋頭堡になった気がします
その後は一気に……といいますか、2010年が決定的な分水嶺になったという点ではおそらく異論が殆どないと思うんですけれども
この年は『ヨスガノソラ』(エロゲは2008年)、ラノベ業界から『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』がアニメ化して、実妹が一気にメジャー化しました
ただこうしたメジャー化はシナリオの質的変換も伴うわけで、それ以降の「実妹」ってもう禁忌でも何でも無くなっちゃったんですね
(古くからの幼馴染ファンやツンデレファンの方は、この辺の流れをよくご承知かと思います)
エロゲ業界でいうと、feeさんもプレイされている『黄昏のシンセミア』(2010年)を最後の打ち上げ花火として、近親相姦禁忌を扱うエロゲはほぼ絶滅した感があります
代わりに台頭したのが近親相姦禁忌を無視するか極めて非現実的に扱うエロゲで……いやこうしたジャンルは『やっぱり妹がすきっ!』(2006年)のように昔からあって
それはそれで自分も嫌いじゃないんですが、2011年以降は「それだけになった」。しかも「売れるからとりあえず実妹にしとけ」みたいな雑な扱いが増えたように感じます
特に2011年〜2013年辺りは「とりあえず実妹」がメジャーレーベルまで侵蝕して、そうした風潮が吹き荒れたように感じます

↑実妹厨の語りここまで↑


こうした流れの中で生まれた花穂ちゃんのシナリオを眺めると、近親相姦を公衆の面前でカミングアウトという非現実的展開にどーしても付いていけなくなってしまう
何でこんな雑な片付け方をするんだ! こんな終わらせ方なら花穂ちゃん義妹で良かったじゃん! 義妹となら結婚できるし!
単にイチャイチャしたいんなら「実妹」って設定むしろ邪魔だよ! これじゃ花穂ちゃんと籍入れられないよ! 社会生活を送るのも大変だよ! 子供はまず作れないよ!
花穂ちゃんを実妹にしたのって、俺妹ブームとかがあって単に「売れる」からだったんじゃないの! こんなの絶対おかしいよ! そんなのあたしが許さない!
……みたいな被害者めいた陶酔(半目状態)に至ってしまい、実妹厨的には素直に楽しめなくなっちゃったんです
確かに花穂ちゃんのシナリオは、読んでいてそれほど苦しくなるようなシーンはありません
でも不必要な(と私が考える)「実妹」という設定がイチャラブに水を注している。これって「糞シリアス」じゃないのと思った次第です
花穂ちゃん自体は可愛いのが余計もったいない!


私のこういう問題意識って、エロゲプレイヤー独特の「こだわり」(『こだわり』って元々悪い意味の言葉ですけど、そういう悪い意味での)なんだと思います
例えばfeeさんは「千夏以外の四人なら僕は喜んで付き合う」って明言してますが、これは「僕は実の妹と喜んで付き合う」という意味を含まないだろうと推測します
feeさんにとって花穂とは「年下の、気心の知れた、同居している、可愛い女の子」でしかなく、「実妹」であることはあくまでフレーバーなのだろうと
勝手に忖度しますけど、feeさんは『さくらむすび』的な状況に耐えてまで花穂と付き合う覚悟なんてさらさらないと思います
私は「そこまで覚悟して実の妹と付き合えますか?」とか考えちゃうんですが、それはfeeさんが「現実に千夏みたいな地雷女と付き合えますか?」と仰る意識に近いんでしょう
大半のプレイヤーにとって、「花穂が実妹」であることは「花穂が中学生(18歳以上)」であるのと同じくらいファンタジー設定なのかなーって
わたし、エロゲがプレイできるお年頃になった今、リアル女子中学生・女子高校生(18歳未満)とはお付き合いできません。お二人もきっとそうですよね?(にっこり


――と、大変長くなってしまいましたが、この辺の問題意識について「ア、ハイ。アナタはそうなんですね」以外に何か思うところがあったら聞かせて欲しいなーって思いました
ぶしつけ極まりない内容ですが、話のタネにでも使っていただければ幸いです


PS:
feeさんへ
「(千夏シナリオは)恋愛というよりも、おままごとかなって」「ヒロインをいじめたい」と仰ってるのを見てnarcissuを書いた片岡とも氏の作品『そらいろ』のつばめルートをやると願望が叶うかもなぁ、と思いました

千夏みたいな子を親・つらい労働・妊娠などのゲ・ン・ジ・ツ♪がいじめ抜く話らしいです(未プレイ)


残響さんへ
姫さま凛々しく!』をオススメしたいなーと思いました
こみパやONE時代の雰囲気を残した昔懐かしい作品で、アティリーン(性的な意味でもお世話してくれるメイドさん)・マナフィーゼ(ちっちゃな実姉)という姉キャラがいます
百合要素もあります。DMMで10月19日(水)23時59分までセール中でして、1500円と非常にお安いです
エロゲの好みってとっても難しいと思いますし、こちらも残響さんオススメの『幼馴染の心が読めたらどうするか?』をやってないんで、とりあえず言ってみるだけです

 

1

 

fee「まず最初に確認したいんですが、残響さんって兄弟はいますか?」

 

残響「生粋の一人っ子です」

 

fee「実は僕も一人っ子です。なので……dovさんに妹がいるかどうかはお聞きしていないので解らないんですけど、妹がいるエロゲーマーと妹がいないエロゲーマーで、認識が違う可能性はあるんです」

 

残響「あぁ……なるほど……。妹がいるエロゲーマーにとっては、実妹設定はリアルかもしれないけど、妹がいないエロゲーマーにとってはどこまでいってもファンタジーという……。まあ、それに関わる話ですが、自分の【シリアス苦手】の一要因に、リアルさ、リアル属性の一部が、非常に自分にとってキツい、っていうのはありますね。最近『聲の形』って映画あったじゃないですか」

 

fee「残響さん絶対ダメそうですねアレw 僕は見てきましたけど、すごく良かったです!」

 

残響「絶対ダメですよ! 完全に先入観ですが、人間のイヤらしいゲス根性を描くというか、集団の暴力が陰湿とか、過去のトラウマがー、とかって、ぼくの嫌いなモンばっかじゃねえか」

 

fee「んー、どちらかと言うと、人間それぞれが嫌なところやダメなところを抱えていて、それでも人間が愛おしいみたいな話なんですけどね……いい青春ストーリーだと思いました。まあ無理には薦めませんけども」

 

残響「自分にとっては、その手のリアリティっていうのはキツい。共感性羞恥、って最近話題に出ましたけど、それも含めて。【ファンタジーだと気にならない】けど【リアルだと過度に気になる】っていうのはある」

 

fee「リアル視点で考えると気になるけど、ファンタジーだと思えば気にならない。dovさんは実妹設定を見るとリアル視点で考えちゃうけど、僕らはファンタジー視点で読んでいるので気にならないってことですよね。dovさんのお便りを読んでいくと、まずdovさんは近親相姦禁忌がきちんと描かれているかどうか、についてこだわりがあるみたいですね」

 

残響「そういう話が好きなんじゃないかなぁ。というか、ぼくは半ば確信してるのですが、近親相姦のダーク面があるからこそ、こういう物語が【オイシイ!】的にdovさんは思ってらっしゃるのではないかと」

 

fee「ここで難しいのは、僕自身はあまり近親相姦禁忌の話が好きではないということで……」

 

残響「実はぼくもそうですw ヒシヒシと迫りくるような圧迫感、神経が張り詰める状況というのは好きじゃない」

 

fee「ただ、実妹だって言ってるのに、周囲が祝福しまくってて違和感がある、嘘くさい! リアリティがない!みたいな反応は解らなくはないですね」

 

残響「ふーむ。確かにそういうエロゲはありますからね……というかdovさんが仰っているように最近増えている気がします」

 

fee「ただなぁ……ちなみにこれは義妹ファンの人に怒られそうだけど……気分を害したらごめんなさいね。僕、義妹ってあんまり興味ないんですよね……」

 

残響「ぶっちゃけたww」

 

fee「義妹って、子供の頃から同棲している幼馴染みたいな感じでしょ? ずっと一緒に暮らしてきてお互いのあらゆるところを知っている……まぁあの、老夫婦みたいなもんでしょ? 恋愛って付き合い始めのときめきみたいなのが楽しいと思っちゃう人なんで、あまり興奮しないっていうか」

 

残響「ぼくは逆で、長年付き合ってお互いを知り尽くし、関係を熟成していった先に生じる萌えみたいなものがすごく好きなんですが……百合でも社会人百合の一部に【夫婦もの、所帯もの】みたいなのがあって、倦怠感を漂わせたり、惰性感があるようで、それでもお互いをグダグダの中でも愛し合う熟成感の果てに、奇妙な萌えが……って、まーた百合の話になってるよコイツw」

 

fee「うーん。僕はあまり……あ、義妹と言っても、物語開始直後に親が再婚したとか、生まれてからずっと離れ離れになっていて1年前に再会した義妹とかは全然アリです」

 

残響「ですよね。そこには【長年の連れ添い】はない」

 

fee「それと、義妹はあまり興味ないと言っておきながら、『夜明け前より瑠璃色な』に出てくる朝霧麻衣ちゃんは超かわいかったので、やっぱりキャラによりますね。で、ですね。抜きゲー的な話になるんですが……実妹と言われるとそれだけで、僕は<あっ、いいのかな?>的な感じで、インスタントに背徳感を得られるというか。
あの、AVの話をして恐縮なんですけど、『女子校生痴漢電車』みたいな作品がありますでしょ? 女優さんが女子校生じゃない事ぐらい解っているし、そもそも本当に痴漢現場を捉えているわけじゃない事ぐらい解っているけれども、そこは気づかない振りをして、【女子校生が痴漢されてる!】と思い込んで興奮するわけです」

 

残響「ありますでしょ、って言われても知らんがなw(相変わらずぶっちゃけるなこのひと……)」

 

fee「実妹というのもそれと同じで、実妹って思うだけで背徳感が出て興奮するけど義妹にはそれは感じないんで……義妹ファンに喧嘩を売る気はないし、義妹キャラがいて全然いいけど、僕自身は実妹キャラの方が好きです」

 

残響「なるほど」

 

fee「で、ですね。dovさんは、実妹を出すなら近親相姦禁忌の話をしろという事を書いているわけですが……どうなんですかね? 近親相姦禁忌の話が、僕はなぜ好きじゃないかというと、花穂の記事でも書いたんですが、2人の恋愛について他人が口を出す展開が嫌いだからです」

 

残響「あー、やっぱりそこですか。まあ考えれば、ドンズバのそれですよね、このシチュエーションは。他人口出しの」

 

fee「dovさんの挙げている『黄昏のシンセミア』がうまかったのは、口を出す相手が、普段は良い人で主人公達の面倒をずっと見てきた親代わりの叔母さんだったんですね。この人には本当に恩があるので、それぐらい口を出す資格はあるだろうと思って、特に嫌な気にはならなかったんですが、どうでもいい世間体で<お前ら兄妹なのにオエー>みたいな事を言われても、ハァ?っていうか」

 

残響「近親相姦禁忌の話があっても良いとは思うけど、実妹ヒロインを出したら近親相姦を書かなきゃいけないというのは違う気はしますね。花穂の記事でも言ったんですけど、花穂の父母が『同棲ラブラブル』花穂ルートの最後の最後で出てくるんですね。兄妹の母親は<まあ普通よね>という感じでスルー、父親は<えええっ!なんで主人公お前なんじゃーっ!>って感じで激高しますが、父親は<近親相姦だからアカン>とは言わないんですね。父親は花穂を贔屓してるので、【主人公みたいな野郎がなんでやねん】という貶しネタなんですけど。ただ、これもどこまで近親相姦をタブー視してるかは判然としなく、ラストになって父親が主人公を一発ケジメとして殴るのですが、それも【近親相姦がいかん】っていう断定でもなく、むしろ感じとしては……【この先兄妹でそうして一生生きていくことは大変なことなんだぞ】っていう感じのケジメのつけかたですね……」
 

fee「大体、実妹ヒロインを出すたびに近親相姦禁忌の話をしだしたら、もう実妹ってだけで話の先が読めちゃうじゃないですか。昔、ロボッ娘ヒロインが少しだけいたんですけど、僕が読んだロボッ娘ヒロインの話って、必ずロボッ娘の調子が悪くなって壊れちゃうという。もう、ヒロインを見ただけで話の展開が読めちゃってつまんなかったです。だから僕も、あってもいいけど、必須ではないという立場ですね」

 

残響「なるほど。テンプレの問題かー」

 

fee「もちろん『さくらむすび』ぐらいガッツリやってくれるなら良いんですけど、力のあるライターさんがやらないと、大体酷い事になるかなっていう」

 

残響「異論はありません」

 

fee「ただ、dovさんは

 

>>いやこうしたジャンルは『やっぱり妹がすきっ!』(2006年)のように昔からあってそれはそれで自分も嫌いじゃないんです

が、2011年以降は「それだけになった」。

 

とも仰っていますね。つまり、【それだけになった】のが問題というふうにも読めます……というか、多分そっちが言いたかったんじゃないかなと。 本当に【それだけ】になったのか、実はdovさんや僕が知らないだけでどこかにあるんじゃないか……という話はひとまずおいといて、【それだけ】になったのだとしたらやはり問題だとは思います」

 

残響「そうですね。実妹を使うなら近親相姦禁忌の話にしろ、も嫌ですが、近親相姦禁忌の話をなくせ、も嫌ですね」

 

fee「僕も全く同じです。つまりdovさんは『ラブラブル』単体で怒ってるんじゃなくて、『あかね色に染まる坂』からの流れでダメージを受け続けて、『ラブラブル』に至って「またかよ!」という事なんじゃないでしょうか。だとするならばdovさんが怒っちゃう気持ちは解ります。一方で、『ラブラブル』単体の評価で考えるなら、今までの流れでdovさんがダメージを受けた事は、言い方は悪いですが、まぁ『ラブラブル』単体の責任ではないわけで、今までの流れを『ラブラブル』の感想にぶつけられても困るよ、とも言えます」

 

残響「まあ『あかね色に染まる坂』が分水嶺で、『ラブラブル』は【その後の流れ】ではありますからね。【その後の流れ】の中でも強烈なブツだった、というのも事実ですが」

 

fee「これは僕の処女厨云々と同じじゃないかな。こないだ話題に出た『DRACU-RIOT!』で言いますと、作品単体で見れば<不自然っぽい処女だなー>で終わりなんですけど、萌えゲーのフォーマットにおいて処女キャラが絶滅していて、しかも一部の過激派処女厨が暴れているという流れで見てしまうと、<ゆずソフトはこじらせた人の意見を聞いちゃうメーカーなのかな?>とか、【作品の質よりもユーザーへの媚び】を優先したかな、みたいな気持ちが生まれて僕みたいな人は萎えるという。でもそれを『DRACU-RIOT!』単体の作品評価にしていいのかどうか、というのは難しいところですね。でもそう思っちゃう気持ちも解るんだなぁ」

 

残響「前の記事での、【処女厨見ないでね】看板の有用性がやっとわかってきましたw 見るひとは見るんだなぁ

 

fee「自分の事を批判されたら怒る気持ちは理解できるんですけど、そういう不幸な事故を防ぐための注意書きなわけで、だから読むなと書いたのに……ってところです。日本語で書かれた注意書きが読めない人を読者として想定はしていないし、単に処女が好きなだけの人までは非難しないように、慎重に考えて書いてもいます。実際、単なる個人の好みを攻撃する意図はありませんから。そこまで気を遣ってもあぁいう反応が来るというのは、改めて怖いなぁって思うし、本来それじゃいけないとは思いますが製作者だって人間ですから。そんな人たちが大挙して押し寄せてきたら、ビビっちゃってもおかしくはないかな。実際ビビってるかどうかは知りませんけど」

 

残響「関係ないかもですけど、百合の議論で、明らかに百合作品の話をしているのに、<男を出さないのはダメだ>とか言い出す人がいて、ぼくはそういう人は嫌ですね。<ち●こを出せ、そうすればこの百合ゲーはエロゲとして深まるのだ!>とか、<エロゲなんだからち●こを出すのが普通!>とか。大抵百合ゲーの話をしていると、そういう確信犯が一人は出てきて場を荒らすのがテンプレだったりします」

 

fee「それは酷いですね。いや、僕もこないだ『報復の女装痴漢』ってゲームをやったんですよ。で、思ったんです。僕は【報復されるようなクソ女】に報復痴漢したいんじゃなくて、無垢で何も悪い事をしていないかわいい子を痴漢したいんだってw でもタイトルが報復の〜ってあるのに、そこを叩くのはおかしいよなぁと思ってw」

 

残響「……またすごいものをなさってますねw しかし批判の筋は正しい」

 

fee「僕はレズが好きなんですけど、これは実妹設定への背徳に近いかもしれません。差別意識とかではないつもりなんですが、厳密に突き詰めて考えれば差別意識なのかな? 本来的に女性同士でHをするのはあまり……というのがあって、にも関わらず、同性同士のHで感じてしまう女の子、ダメなのに……と思っても……みたいな、そういう背徳というか。そういうのに興奮するんですw」

 

残響「あ、少しだけ解る気がします。自分にもそういうところは少しだけあって、でもハッキリとはしていないので、もう少し考えてみたいなこれは(真剣になる)」

 

fee「女装なのでレズではないんですが、被害者のヒロインは女装主人公の事を女性だと思っているなら、僕の興奮には何の問題もないわけですw 痴漢モノは元々大好きですし、いいじゃんと思ったんですが……前述のヒロインの人格はともかくとして、Hシーンのテキストが短かったり、ヒロインの声優さんの演技が微妙だったり、妙に難易度が高かったりで、あんまり良いゲームではなかったですね。クソゲーではないけど、もっと上を目指せたのになぁ」

 

残響「熱いですねw こんなに熱く語るとは思わなかったw」

 

fee「いやいや、というかdovさんのお便りからズレてるw 話を戻します」

 

fee「今までの流れで、近親相姦禁忌がない実妹ゲーばかりをやってきて、今回もまた近親相姦禁忌がない実妹ゲーをやってしまったdovさん。いい加減にしろよ、という気持ち自体は解ります。ただ、それと並列して書かれている実妹設定が邪魔という方は、僕はそうは思わなかったというところでしょうか。実妹設定があっても、僕は別にイチャラブに水を差されないので」

 

残響「ぼくも差されないですね」

 

fee「そもそも、現実の近親相姦について考えてみますと、僕らの感覚は割と緩いですよね」

 

残響「そうですね。近親相姦と言ったって、他人の事ですし、目くじら立てるのも……」

 

fee「まぁ、自分の親友が実は妹とHしてるって聞いたらびっくりするかもしれませんし、やめといたら?ぐらいは言うかもしれませんけど、無理に引き離したりとか、白い目で見ることはないと思います。実際にそういう経験はないんで、保証はできませんがw」

 

残響「ぼくもそうですね。<やめといたら?>も言わないかもしれません。ぼくの基本的な考えに、【自分が何を言ってもどうせ他人は考えを変えないだろう】という諦めがあり、【どうせ人のこと】ですので、そういう無駄な事は言いたくないんです……人が人を変えようと考えて、実際に口に出したり行動するのは傲慢ですよ(だからこその【人が人を変えた】という事実が奇跡的な希少性の輝きなのであって)」

 

fee「オトナだなぁ……僕はついつい言っちゃう方なので良くない。でもそもそも近親相姦がいけないのって、文化の問題でしょ?」

 

残響「ですね。文化の問題と言っちゃっても良い。生物学的な問題もありますけど」

 

fee「障害を持った子供が生まれる率が高いというやつですよね。でも、それはHしなければ問題ないわけだし、避妊していれば問題ないわけだし、無責任かもですが、結果的に障害を持った子が生まれなければ問題はないわけですよね」

 

残響「やっぱり我々はすこぶる緩いですねw dovさんは実妹についてこんなに真面目に考えているのに」

 

fee「僕たちは非常識人ですからね。世間体にある程度左右されるところはあっても、内心では世間体なんてクソだろって思っちゃってるし。だから、本人達がOKなのに世間体が許さない、みたいな近親相姦禁忌の話はあまり好まない。冷静に考えれば中出しはやめた方がいいかなとは思いますが、それはまぁ学生ヒロイン相手の中出しはみんなやめた方がいいですからw dovさんは常識人なのかな? この辺も聞いてみないとわからないですね」

 

 

2

 

fee「それとは別に、dovさんの

 

>>わたし、エロゲがプレイできるお年頃になった今、リアル女子中学生・女子高校生(18歳未満)とはお付き合いできません。

お二人もきっとそうですよね?(にっこり)」

 

についても触れたいんですが。残響さんはどうですか?」

 

残響「まぁさすがに、そう(付き合えない)ですねぇ……」

 

fee「僕もそうですけど、ただ何で付き合えないのかということについては考える必要がありますね。大きく分けると3つぐらい理由があって、(1)そもそも女子中高生との出会いがない。(2)ロリコンではないので、さすがに女子中高生は精神的に子供っぽすぎて、付き合う気にならない。(3)18歳未満とHすると捕まっちゃうかもしれないから付き合えない。と、こんな感じかな?」

 

残響「おぉ、なるほど。わかりやすい。」

 

fee「(1)はまぁおいときましょ。出会いがあったと仮定してです。(2)なんですけど、どうですか?」

 

残響「さすがに難しくないですかね、やっぱり」

 

fee「僕も難しいと思います。が、これは年齢イメージで語ってますよね」

 

残響「いきなりリアル女子中高生って言われても……という」

 

fee「そうです。頭の中で思い浮かべた女子中高生は、大人になった私たちからすると幼い感じの印象なので、付き合うのは難しいかなって思う。でも、近所にすっごくかわいいしっかりした女子高生がいて、大人顔負けの知性と理性を持っていてフィーリングも合って、自分の事を慕ってくれるなんていう夢物語みたいなことがあったら……本当に恋しないって言えますか?っていう話で」

 

残響「……うーん……」

 

fee「だから、頭で考えた恋愛と実際の恋愛は違うわけですよ。理想の恋人像と現実の恋人が違うように。さて、ここまでが前フリなんですが、dovさんが言いたいのは文脈を考えれば(3)の話ですよね」

 

残響「んーと……あ、そういうことかぁ……これはぼくとdovさんは全く立ち位置が違うんだなぁ」

 

fee「そのお話もお聞きしますが……僕の方から言いますと、まぁこれはそうよねとは思います。面倒くさいのやだもんねっていう。でも一方で、中学生はさすがに無理だけど、高3とかなら付き合い始めちゃって、1年経って19歳になってからHすればいいわけでしょ? 別に問題ないじゃんとも思う」

 

残響「ぶっちゃけるなぁww」

 

fee「まぁこれはdovさんの例が微妙で、ペナルティがもっとずっとキツければまた話は変わってきます。18歳未満と手を繋いだだけで死刑とかw さすがにそれは付き合えないです……が、これも解らないですよ。頭ではそう思っていても、本当にものすっごい理想の女子高生が現れて、いざそういう状況になったら、そういう理性がきちんと働くかは解らない。まぁさすがに死刑なら無理かな、僕はチキンだからw」

 

残響「はいw」

 

fee「dovさんも

 

>>勝手に忖度しますけど、feeさんは『さくらむすび』的な状況に耐えてまで花穂と付き合う覚悟なんてさらさらないと思います

 

と仰っていて全くもってその通りなんですが……。たとえば僕は『Fate』の桜ちゃんが好きですし、可愛いなぁ付き合いたいなぁとか思いますけど。衛宮士郎になって、よくわからないバケモノと戦ったりするのはご免ですよ。そこまでしないと桜ちゃんと付き合えないなら、そりゃ付き合えません。この調子で行くとバトル系のエロゲヒロインとは全員付き合えませんね」

 

残響「それはもちろんw」

 

fee「だからまぁ、<リアルにいたら軽々しく付き合いたい〜なんて言うな>というお話なら、はいごめんなさい、で済むと思うしそこは僕の表現に問題があったかなとは思いますが。dovさんも仰ってるように、<キャラを見て可愛いなぁ〜付き合いたいな〜>なんて言うときには、リアルの自分とかはあまり考えませんね。僕は物語の中に没入したい方なので、リアルの自分なんかを一々考えていたらそれこそ水差されというか……dovさんは実妹というワードを見ると、リアルに意識が向かっちゃうのか、それとも普段からリアルの自分を意識しながらプレイなさっているのかはお聞きしないとわからないのですが、もし普段からリアルの自分を意識なさっているとしたら、学園モノのエロゲとか無理なんじゃないでしょうか。ご本人も

 

>>お付き合いできません

 

って言ってるし……」

 

残響「そうなっちゃいますよね……じゃあ、参考事例としてぼくの話をしてもいいですか?」

 

fee「ごめんなさい、どうぞw」

 

残響「ぼくはfeeさんともちょっと違って。ぼくなんて、【自分にとっての恋愛】はそれ自体がファンタジーだと思っていますからねw 自分には縁のないものだと思ってます。ミステリで殺人事件があっても、リアルの殺人事件には縁を持ちたくないでしょう? そんな感じです。そもそも、主人公になりたいとかも全く思わないので。ぼくは主人公とヒロインがイチャイチャしているのを、近くで見ていたい、観測していたいと思っているのでw」

 

fee「あー、自分にはできないと考えて恋愛を諦めてらっしゃるのかと思ってたけど、そもそも恋愛をしたくないのか」

 

残響「あははw これが本音なのだから困る。まあ、だからこそファンタジー(恋愛)とか、【奇跡的にこの世にもええ話がある希少性】みたいなのに心が動かされるんでしょうね……なので、ここはぼくとfeeさんとでは違いますね」

 

fee「なるほどなぁ。……dovさんが自身で仰っているように、

 

>>ア、ハイ、あなたはそうなんですね

 

っていうのはまぁそうなんですが……そういう他人から見るとよくわからないけど、ふっとリアルに引き戻されて物語への没入が妨げられるワードっていうのは人それぞれありますよね。僕は結構ありまして、千夏編で書いたような事もそうですし、対談記事では言っていない事でもあるんですが……」

 

残響「ぼくもありますね。奈々子編や、今回の対談記事の『聲の形』あたりで書かれていますけど……」

 

fee「そう。だからまぁ、それで無理に自分を正当化して暴れすぎたりしなければ、別に問題ないんじゃないですかね。誰にだってありますよ、他人からは解らないけど自分的には萎えちゃうウィークポイントって」


fee「こんな感じでdovさんのお便りを紹介して好き勝手に語らせていただきましたが、大丈夫かなこれ。dovさんのご意見をクッソミソに叩くみたいな事はしていないので問題ないかなとは思いますが、意思を確かめないで憶測で話している部分はありますからね」

 

残響「まぁ、何かあればまた訂正のお便りをいただけるかもしれませんし、大丈夫だと思いますよ」

 

fee「dovさんの希望に添えたかは解りませんが、色々好き勝手に喋る材料をいただけた……というと言葉が悪いかな。でも本当に嬉しいんですよ。記事を読んで、こういうお便りを下さる方がいるというのは」

 

残響「そうですね。それは本当に思います。コメントを下さった cyokin10wさんもそうですけど、ありがたいことですよね」

 

fee「この場を借りて、本当にありがとうございます!」

 

 

3

 

fee「ところでPSについても少し語った方がいいかな?」

 

残響「そうですね……feeさんへのお薦めは『そらいろ』ですか」

 

fee「これは、申し訳ないけどdovさんは僕の好みを多分勘違いなさっていますね。ちょうどこの記事にも書いたんですけど、僕は嫌いな子がいじめられるのが見たいのではなく、好きな子がいじめられるのが見たいんですよ。好きな子がいじめられるのは、同情と、共感や悲しみと、ふつふつとした黒い感情と、まぁそういった得もしれない感覚があるわけですが、気に入らない子がいじめられても、それは<ざまぁwww>というだけで、悪役をぶっ倒した爽快感と変わらないです。そうして成長していくヒロインを見て、成長物語として高く評価する可能性はありますけど、本音を言えば気に入らないヒロインとはそもそも関わりたくないので、いじめられているのを見たいとも思わないです」

 

残響「千夏は悪役みたいなものなんですねww」

 

fee「いやまぁw なので、『そらいろ』が面白いかどうか、僕に合っているかどうかはまた解らないんですけど、少なくともdovさんの紹介文に関して言うならば、僕向きの紹介文ではないです。残響さんの方はどうですか?」

 

残響「1500円と非常にお安いです、と宣伝されていますねぇ。とりあえずチェックしようかな」

 

fee「残響さん的には、夜のひつじは『幼馴染の心が読めたらどうするか』がイチオシなんですか?」

 

残響「いや、というより、dovさんがぼくのこのゲームのえろすけ感想に投票していただいた、という流れがありまして」

 

fee「なるほど。いや、僕、dovさんの好みをちゃんと掴めていないのであれなんですが、夜のひつじなら『相思相愛ロリータ』(feeの感想)か『彼女、甘い彼女』(feeの感想)あたりがいいんじゃないかなぁと。僕個人としては『義妹ホールと妹ホールド』(feeの感想)も大好きなんですが……ってその辺は今年の正月にブログに書いたんでした」

 

残響「ですね。『幼馴染の心が読めたらどうするか』はあまり評価していらっしゃらなかったですよね」

 

fee「ここで夜のひつじ作品について語り始めてもいいんですが、まぁせっかくブログに書いたので、記事のURLだけ貼らせてくださいw あ、でもネタバレあるんでdovさんは見ちゃダメです」

 

残響「dovさんのお便り紹介対談だったのにそんなオチですかw」

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  • 2017.04.05 Wednesday
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    コメント
    cyokin10wさん、いつもコメントありがとうございます!


    僕は実はななかもことりも好きだったり……かわいらしい外見と、気さくな中に秘められた繊細さと……かわいいっすねぇ。
    ななかルート……ってどんなんでしたっけ。
    ギプスしたななかを振るという、胸痛みながらも「ななかかわえ〜〜!!」ってなるのは小恋ルートでしたよね、確か。
    本人のルート内容を覚えてないぞ……。
    FDの卒業公演とかは覚えてるんですけど……。

    なんだか酷いコメントレスになっちゃってすみませんw
    • fee
    • 2016/11/21 12:15 AM
    >cyokin10wさん

    いつもコメントありがとうございます。自称「姉属性」「お姉ちゃん萌え」・残響です。

    >妹

    なるほど……とてもわかりやすく、かつ実感のこもった妹萌え理論をお聞きしました。
    ぼくは「妹」が嫌いなわけではないですが(本当に!)、つぐみ編でも語ったように、「年下・後輩・妹」キャラというものに、cyokin10wさんのような熱き思いの哲学を抱いてはいないのです。

    ぼくがそのような熱き想いを抱いているのは、「姉」ですね。それも、厳しい系の姉ではなくて、またグラマラス系の姉でもなくて、「ちょっと年上の優しいダダ甘お姉ちゃん」が非常に好きでして。

    かつてMarronというメーカがありまして(今もあるだろうけど、ライタ・竹井10日がラノベの領域で活躍しまくっているものですから)、処女作「秋桜の空に」の、「すずねえ」の熱い洗礼を、エロゲ歴初期のころに受けたのが残響です。
    非常に……居心地が……いい……!甘やかし空間……!
    ぼくは「見上げてくる形」の全肯定感よりは、「甘やかしてくれる」全肯定感、のほうが好みのようで。
    だからこそ、当ブログラブラブル編で、奈々子さんについて、そのあたりが消化不良だった、と語りました。

    cyokin10wさんがおっしゃる「うまくバランスする」ということですが、ぼくの「ダダ甘お姉ちゃん」というのは、
    傍から見たら「とてもバランスが悪い存在(過剰性存在)」ではあります。
    ですが、ぼくの内的萌え世界のなかでは、非常に調和をもって保たれている存在です。
    おそらく、cyokin10wさんの「妹」も、cyokin10wさんご自身のなかで、傍から見た場合の「バランスの悪さ(過剰性)」をうすうす認識しておられるのでは……? と、勝手に推察しております。
    しかし……にも関わらず……いや、だからこそ! 
    「妹」の良さも悪さも、過剰も全部含めて、cyokin10wさんの内的萌え世界のなかで調和がとれていて、妹を熱く愛するのではないでしょうか?


    >えろすけリンク

    あ、勝手に張ってしまってすいません。
    というか、そのような波及効果があったとは……。

    >記号/都合よさ

    そうですね、ぼくも感想を書いているときに、その「無意識切り替え」に気づくパターンが多いです。
    器用というべきか節操がないというべきか……はてさて、ぼくもそろそろエロゲオタとして人生の半分を過ごしてくるようになりましたが、わりにオタとしての初期からこのことは念頭において、考え続けております。……まだ結論が出ていない問題でもあります。結論を出すまえに、ぼくの場合「百合カプ観測」にいってしまったので、余計に結論が先延ばしになってしまいましたw

    「記号っぽさがなかったら、エロゲヒロインの魅力は減じる」
    というのは事実だと思うのです。でも、
    「エロゲヒロインの魅力とは、記号っぽさなのだ!」
    という早急な断定には、ちょっと待ってくれや!と声を大きくしたいところでもあります。

    難しいですね。
    • 残響
    • 2016/11/20 4:33 PM
    feeさま、残響さまこんにちは。
    義妹派のcyokin10w(リアル妹はいません)でございます。

    実はワタクシ、朝倉音夢のせいでエロゲにどっぷり浸かることになり、朝霧麻衣に止めを刺された人間なので
    妹キャラについては熱くなります。ご容赦くださいw


    で、当然と言いますかワタクシは残響さまが仰る

    >>長年付き合ってお互いを知り尽くし、関係を熟成していった先に生じる萌えみたいなものがすごく好き〜

    という感覚にとても共感してしまう訳です。
    ただ、共感しつつもそれだけでは物足りなさを感じて、ちょっとした刺激も求めちゃう。


    自分をごく自然に全肯定してくれる女の子への安心感(甘えとも言う)
    その恋は世間的にはあまり認められないという背徳感

    実際義理とは言え妹と恋愛する人物などほとんどいないだろうというファンタジー性
    でも実は義妹とは結婚もできるというリアル


    こんな要素が設定として上手くバランスするのが、ワタクシの中での【義妹】という属性なのかもしれません。


    ……尤もワタクシ、実妹も好きなんです。
    『黄昏のシンセミア』の皆神さくやや『紙の上の魔法使い』の月社妃は素晴らしいヒロインでしたし
    やはりfeeさまの仰る通り、キャラ次第ということなのでしょう。


    今回も長文駄文失礼いたしました。
    今後の漫談も楽しみにしております。





    〜〜追記〜〜

    今回エロスケのワタクシのページにリンクを貼っていただいて……
    数日前に長文感想の参照回数がいつも以上に増えた日があったのはこれのおかげだったのですね。

    ご配慮感謝です。


    feeさま

    ワタクシもななか、好きです。劣化版ことりなどと揶揄される彼女ですが
    ことりよりもよっぽど人間臭い娘で、ななか√はD.C.2の中でも特にお気に入りの√だったりします。


    残響さま

    他の方へのコメントに横から恐縮ですが

    >>萌えを感じる場合、そのあたりを都合よく使い分けている〜

    辺り、ワタクシも身に覚えがありまして。

    キャラの記号っぽさをどこまで許容するか
    その基準を、作品の性質ごとに少しずつ切り替える。
    そんなことを無意識に行っている自分に、感想を書いている最中に気づいたりします。

    さてこれは器用と言うべきか節操が無いと言うべきか……
    • cyokin10w
    • 2016/11/19 3:45 PM
    通りすがりさんへ

    ぼく(残響)の方からのコメントレスが遅くなりまして申し訳ありません。

    >シチュエーションに深いカタルシス

    カタルシスのなさ、で考えると。
    確かに、最近の実妹ルートにおいて、「記号だけ」になっている節は見受けられます。
    つまり、「別に実妹である深いアイデンティティ考察もない」、この状況は、かつて萌え属性、萌えシナリオが「記号の集積」でしかない、と論じられた状況に、少しばかり似ているかもしれません。それを現在の萌えエロゲ全体に敷衍するのは性急ですが……。
    おそらくdovさんもそのあたりの状況に疑問を抱かれたのでは、と思います。

    ぼくの立場を申しますと、「萌えゲーはある程度は記号的存在なので、そもそも合成甘味料的に味わうのがよろしいんじゃないかと」という考えと、「そうは言っても合成甘味料ばかりでは体壊すよ」という考えの二つが混ざり合っています。
    萌えを感じる場合、そのあたりを都合よく使い分けている状態ですね。

    ただ、「別に実妹である深いアイデンティティ考察もない」という実妹が増えるという状況は、
    「実妹」から無数の情欲シチュエーションを掘り下げるつもりもあんまない、と言えるかもしれません。
    そういう意味では、今の記号的に安定した実妹消費は、多少もったいないことをしてるのかなぁ、と。

    インポゥタントなわたくし残響が申すのもなんですが、通りすがりさんのその危機意識(ヌケねえ!)は、何かを示唆するものかもしれません……いやマジでマジで。

    本当にレスが遅くなってごめんなさい!コメントありがとうございました!
    • 残響
    • 2016/11/17 10:30 AM
    通りすがりさん、こんばんは! コメントありがとうございます。

    >>極限状態にあってもなお妹の気持ちだけは折れることなく兄に向いている、というシチュエーション自体に深いカタルシス

    障害が大きいほど愛が燃え上がる、というやつですよね(違ったらすみません)。これは僕も解る気がします。障害に対して、二人(複数人の仲間たちでも良い)が手を取り合ってそれを乗り越えていく〜という展開自体は僕もとても好きです。
    ……でも実妹モノのエロゲでそこまで熱い展開を見せたゲームは、僕はプレイしてないな……。

    という真面目な話かと思いきや、

    >>『ヒシヒシと迫りくるような圧迫感、神経が張り詰める』ような極限状況で妹と愛を育んで中出しするのが一番ヌけるんだもん

    というオチですかw 
    オカズとしてはやっぱり中出しの方が抜ける……うん、それはそうなんですよねw  
    • fee
    • 2016/11/08 1:33 AM
    僕もdovさんという人と同じく、背徳感溢れる実妹モノを愛する通りすがりの者です

    > fee「ただ、実妹だって言ってるのに、周囲が祝福しまくってて違和感がある、嘘くさい! リアリティがない!みたいな反応は解らなくはないですね」

    近親相姦禁忌がテーマになるような話って親バレだの駆け落ちだの周囲からの白眼視だので一種の極限状況に陥るわけですけど、
    僕がこの手の展開を好むのは、別にそのような極限状況にリアリティを感じるから、というわけではなく、
    そんな極限状態にあってもなお妹の気持ちだけは折れることなく兄に向いている、というシチュエーション自体に深いカタルシスを感じるからです
    なので僕はリアリティ至上主義というわけではなく、妹とのセックスで中出ししていても別に問題ないと言うか、むしろ必ず中出ししてほしいと思っています

    だってゴム付きとか外出しとかだとオカズとして使えないんだもん!
    『ヒシヒシと迫りくるような圧迫感、神経が張り詰める』ような極限状況で妹と愛を育んで中出しするのが一番ヌけるんだもん!
    • 通りすがり
    • 2016/11/08 12:35 AM
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